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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)共通科目 | |
領域 |
研究科共通科目 |
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受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 先端技術特論 I | |
せんたんぎじゅつとくろん I | ||
Frontier Technology I | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | EN-COMN-4
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期前半 開講予定 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 工学部28番教室 | |
担当教員 | 髙橋 裕(工学研究科機械工学専攻),小竹茂夫(工学研究科機械工学専攻),飯田 和生(工学研究科電気電子工学専攻),北川敏一(工学研究科分子素材工学専攻),石原 篤(工学研究科分子素材工学専攻) | |
TAKAHASHI Yutaka, KOTAKE Shigeo, IIDA Kazuo, KITAGAWA Toshikazu, ISHIHARA Atsushi |
授業の概要 | 各専攻分野での先端技術について,最新の研究・開発状況を概観すると共に,それらの基礎学問との関連を講義する。 |
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学修の目的 | 講義内容に関連する分野の先端技術について,専門知識を深める。 |
学修の到達目標 | 各自が所属する専攻にとらわれることなく,基礎学問が先端技術とどのように関係しているかを習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席状況と課題レポートで評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
英語対応授業である。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 電子顕微鏡, イオンビームプロセッシング, 量子テレポーテーション, 量子アルゴリズム、窒化物半導体,オプトエレクトロニクスデバイス,有機化学,化学反応、石油関連技術、石油化学 |
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Key Word(s) | Electron Microscopy; Ion-beam Processing; Quantum Teleportation; Quantum Algorithm; Nitride Sewmiconductor, Optoelectronics Device, Organic Chemistry, Chemical Reaction, Petroleum-related Technology, Petroleum Chemistry |
学修内容 | この特論では,5名の教員により8回の講義が行われる。 1.「電子顕微鏡技術」(1回分)(高橋 裕) 電子顕微鏡が初めて試作されてから1世紀が経たずして,生物系および非生物系の分野において汎用的に使用される技術にまで発展を遂げた。誰でも使える装置にはなったが,「何が見えているのか,何を見ているのか?」という原理をある程度理解していないと,みすみす取れる情報を見逃すばかりでなく,まったく間違った像解釈を下すことさえあり得ることは今も昔も変わらない。本講義では,初等的な結像原理について概説し,最近の集積化されたシステムでの観察例を紹介する。 2. 「物質と情報を結ぶ量子論」(1回分)(小竹茂夫) 工学研究科が材料と情報に分かれているように,従来,これらは全く異なる分野とされてきました。しかし量子論によれば,原子・電子自体は合い等しく,それらに乗った情報(波動関数)のみが違いを決めます。本講義では,題名を合言葉に,エンタングルメント,量子テレポテーション,量子複製不可能定理,量子アルゴリズム等の先端技術を始め,従来の機械工学との関わりについてお話します。 3.「高分子絶縁材料の高電圧現象と電気・電子機器の寿命・信頼性に及ぼす影響」(2回分)(飯田和生) 高分子材料は電気電子部品から電力機器に至るまで様々なところで絶縁材料として広く用いられている。高い電圧での利用がハイブリッド自動車など従来にない分野にも広がっている。この講義ではこの分野の利用拡大に備えるためにも電気電子分野での過去の失敗事例を紹介しながら高電圧で生じる物理現象と電気・電子機器の寿命・信頼性に及ぼす影響について講義する。 4.「有機機能材料の基礎と応用」(2回分)(北川敏一) 有機化合物は、その分子構造に応じて多種多様な機能をもつことが可能である。近年、数多くの高機能有機材料が精密分子設計と合成技術の進展によって実現した。それらに関する基礎と応用技術について述べる。 5.「石油関連技術の新展開」(2回分)(石原 篤) ①[石油・天然ガスの探鉱・開発 ―地下の宝物をいかに見つけ,手に入れるか―]○石油・天然ガスの開発技術(探鉱から生産までの各過程の技術)○世界の石油・天然ガス事情(生産地と生産量,埋蔵量と消費量,フロンティアの開発等)○非在来型石油・天然ガス開発の現状および将来(シェールガス,メタンハイドレート開発等) ②[石油化学の製品体系と産業・市場構造の変化-石油化学の未来-]〇製品体系(石油精製・石油化学基礎原料,サプライチェーン,石油化学製品)/ナフサ・ガソリン,エチレン・プロピレン・ブチレン・BTX,汎用樹脂・エンジニアリングプラスチック,プラスチックリサイクル 〇産業・市場構造の変化/シェール革命,原料シフト,エネルギーシフト,高性能機能製品,自動車・電子・情報・ライフサイエンス材料〇新たに期待される基礎化学品生産体系/メタン新化学,GSC,LCA,エネルギー効率 〇石油化学の未来 |
事前・事後学修の内容 |