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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
生物資源学部(A〜G全クラス)
授業科目名 化学基礎Ⅱ
かがくきそ に
Basic Chemistry Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LICHEM1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
分野
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 生物資源学部大講義室(生物資源学部校舎2階218室)

担当教員 加納 哲,○奥村 克純(生物資源学部・生物圏生命化学科)

KANOH, Satoshi, ○OKUMURA, Katsuzumi

学修の目的と方法

授業の概要  生物体を構成し,生命活動を担う基本分子である糖質,脂質,タンパク質,核酸,無機塩類等の構造と機能について解説する.専門基礎として必要な生物化学の全体像を広範に取り扱う。高等学校の教科「化学」の内容の有機化合物と人間生活,天然高分子化合物の構造と機能について指導するために必要な基本的事項について解説する。
学修の目的 生体構成成分の構造と機能,エネルギーや遺伝情報の流れについての知識を得る。
学修の到達目標  生体構成成分の構造と機能,エネルギーや遺伝情報の流れについて,細胞,生体と関連づけて考えることによって,分子レベルからみた生命活動について理解と関心を深める。受講生は,高等学校の教科「化学」の内容の有機化合物と人間生活,天然高分子化合物の構造と機能について,基本的事項を指導できる能力を修得することを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末テストで評価する(60%以上で合格)。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 E-mailでの質問・要望等にもできる限り対応する.講義中に質問を行うことにより理解を深める.
教科書 講義資料をMoodle2に挙げる。なお,教科書としての指定はしないが,Essential細胞生物学 第4版(B. Albertsら著,南江堂)に沿って講義する。
参考書 基礎から学びたい人: ZEROからの生命科学改訂4版(木下勉,小林秀明,浅賀宏昭著), 南山堂。わかる!身につく!生物・生化学・分子生物学(田村隆明著)南山堂。さらに勉強したい人: ベーシックマスター生化学(大山隆監修,西川一八,清水光弘共編)オーム社。ヴォート基礎生化学第5版(田宮信雄,村松正實,八木達彦,遠藤斗志也訳)東京化学同人。
オフィスアワー 火曜日12:00~13:00,716(加納)室,755(奥村)室.および随時受け付けている.電話番号・メールアドレスは授業時に案内する.
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 化学基礎 I, 生物学基礎 I
発展科目 細胞生物学, 生化学 I, 生化学II
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 細胞, 糖質, 脂質, タンパク質, 核酸, 無機塩類, 代謝, タンパク質の構造と機能, DNA複製, 転写, 翻訳
Key Word(s) Cell, organelle, sugar, lipid, protein, nucleic acid, mineral, metabolism, protein structure and function, DNA replication, transcription, translation
学修内容 1:細胞の基本構造
2:生体成分と化学結合
3:アミノ酸
4:タンパク質
5:核酸
6:糖質
7.脂質
8.糖質代謝とエネルギー生産
9.細胞が食物からエネルギーを得る仕組み
10.タンパク質の構造と機能1:立体構造と性質
11.タンパク質の構造と機能2:タンパク質の働くしくみ
12.タンパク質の構造と機能3:酵素
13.DNA:核酸の構造,DNA複製・修復
14.DNAからタンパク質へ:遺伝情報の流れ
15.タンパク質、遺伝子等解析技術
16.期末試験
事前・事後学修の内容 参考図書等で毎回の講義内容を復習すること。特に,分子・細胞レベルの研究分野に進む予定のものは、十分に予習復習すること。また、高校での生物・化学未習者は、講義のペースが速いので十分に予習・復習をすること。

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