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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 安全教育・工学(化学)倫理
あんぜんきょういく・こうがく(かがく)りんり
Saefty Engineering (Ethics and Practice)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-OTCH-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 三井 利幸(非常勤講師)

学修の目的と方法

授業の概要 産業活動において、安全性を保持継続していくための安全工学の内容を理解し、事故を未然に防止できる能力と行動力を習得する。
学修の目的
学修の到達目標 事故発生原因の人的・物的な面からのメカニズム、安全確保のための行動並びに事故防止対策についての理解を深め、実社会で産業活動に従事するときの事故防止に役立てるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト30%、期末試験70%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業の進行速度をやや緩やかにする。
教科書 三井利幸著「安全工学」
参考書 安全工学協会編「新安全工学便覧」(コロナ社)
オフィスアワー 毎週水曜日12:20~13:00、場所:非常勤講師控室
世話役教員名:教務委員(工学部分子素材工学科)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 事故発生原因と防止対策
Key Word(s) Accident causes and prevention measures
学修内容 1. 事故が社会に与える影響
2. 事故発生場所、事故形態、事故発生要因による分類
3. ヒューマンエラーによる事故の発生要因と防止対策
4. 技術的エラーによる事故の発生要因と防止対策
5. 不適格管理者による事故の発生要因と防止対策
6. 社会的・歴史的原因による事故の発生要因と防止対策
7. 発生した事故の原因調査方法の手順
8. 火災事故の発生要因と鎮圧・防止対策
9. ガス爆発事故の発生要因と防止対策
10.噴霧(ミスト)爆発事故の発生要因と防止対策
11.粉じん爆発・蒸気爆発事故の発生要因と防止対策
12.装置・機器の破壊事故の発生要因と防止対策
13.ガス・薬品中毒の発生要因と防止対策
14.事故に対する人及び装置・機器の防護対策
15.事故発生時の対応と事後処理方法
事前・事後学修の内容 1. 新聞の経済・社会面の熟読と事故が社会に与える影響につ
   いての詳細な考察
2. 新聞記事から得られた事故の分類とインターネット検索に
   対する検索事項の考察
3. 平常時及び異常時における人の思考方法及び行動パターン
   の解析とそれに対する事故防止対策
4. 新技術開発時における検討(研究)項目の網羅と実行方法
   の追求と開発不備による事故発生原因の詳細な考察
5. 管理者の資格及び管理能力と事故発生原因との関連性の詳
   細な考察
6. 国民性・宗教・風俗・習慣・社歴等と事故発生原因との関
   連性についての考察
7. 発生した事故に対する事故原因調査手順の詳細な考察
8. 火災事故の発生要因と鎮圧・防止方法についての詳細な考
   察
9. ガス爆発事故の発生要因と防止方法についての詳細な考察
10.噴霧(ミスト)爆発事故の発生要因と防止方法についての
   詳細な考察
11.粉じん爆発・蒸気爆発事故の発生要因と防止方法について
   の詳細な考察
12.装置・機器の破壊事故の発生要因と防止対策についての詳
   細な考察
13.ガス・薬品中毒の発生要因と防止対策についての詳細な考
   察
14.事故から人身及び装置・機器を防護するための対策につい
   ての考察
15.事故発生時の迅速処理と事後対策方法の考察

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