シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2019 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く) | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 全学教職課程履修生対象 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 教育技術論B | |
きょういくぎじゅつろん びー | ||
Theory of Educational Technique B | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード |
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
金曜日 9, 10時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 守山紗弥加(教養教育院) | |
MORIYAMA, Sayaka |
授業の概要 | 授業や教師、「学び」や「教え」を捉え直し、多様な授業イメージや教師像を構想できるようになることを志向する。 また、学び合いやグループでの課題解決を通して、教職において必要な教育技術や方法、および、その背景にある考え方や関連する知識を習得し、それらを活用して目的に応じた授業デザインや教材制作を目指す。その中で、あらためて教育における「技術」の持つ意味について考えることで、教職についての視座を育む。 |
---|---|
学修の目的 | 授業を「みる」(観察・記録)、「かたる」(省察・検討)、「しる」(授業の成り立ちや、実践における技術・方法)、「つくる」(教材研究・開発、授業デザイン)過程に携わることを通して、生徒として授業を「うける」身体から、教師として授業を「する」(模擬授業、評価・検討)身体を体験し、授業や教育実践の持つ多様な世界について多面的に考察する。 |
学修の到達目標 | ・授業や教師、「学び」「教え」について、様々な対話を通して見つめ直す。 ・教育の技術や方法の背景にある理念や観を読み解く姿勢を養い、具体的に説明できるようになる。 ・授業を中心とする教育実践について、多面的・多角的に考察することができる。 ・上記の学習を他者との学び合いやグループでの課題解決を通して行うことができ、それらを活用して目的に応じた授業・教材を提案できるようになる |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 授業への取り組み・グループ活動への貢献30%、授業内課題40%、最終レポート30%(いずれも必須)により、総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 実技 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 特に指定しない |
参考書 | 中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領(文部科学省) 田中耕治編(2007)『よくわかる授業論』(ミネルヴァ書房) 他、適宜紹介する。 |
オフィスアワー | 前期火曜7・8限 総合研究棟Ⅱ3階 312 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 教職入門 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 教育の技術・方法、授業デザイン |
---|---|
Key Word(s) | educational technique,perspective,design of lesson |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション:授業の概要と方法の確認 第2回 「教師にとって必要な技術とは?」 第3回 教育における「技術」の捉え方:技化/身体化 第4回 授業を「うける」:授業の世界×子どもの世界 第5回 授業を「みる」(1):授業の見方・捉え方、観察・記録法 第6回 授業を「みる」(2):授業観察実習 第7回 授業を「かたる」:授業記録に基づいた省察・検討 第8回 授業を「しる」(1):授業の構成要素 第9回 授業を「しる」(2):様々な学習観、授業観 第10回 授業を「しる」(3):授業の時間・空間(学習形態、教育内容)を考える-ICTの導入による「学び」空間や「知」の諸相の変容- 第11回 授業を「つくる」(1):教材研究・開発 第12回 授業を「つくる」(2):授業デザイン・授業案作成 第13回 授業を「する」(1):授業実践活動(電子黒板、動画教材等の活用) 第14回 授業を「する」(2):評価・省察活動(Moodle等を活用した評価・省察) 第15回 学びのふり返りと「つぎのいっぽ」の見通し |
事前・事後学修の内容 | 授業時間外に、課題に関わる調査・制作やグループ活動を必要とする場合があります。その場合には、各自が責任をもって積極的に取り組むように心がけてください。 |