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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命科学科・全教育コース 学部(学士課程) : 4年次 |
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選択・必修 | 選択 応用生命化学教育コース指定科目 |
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授業科目名 | 公衆衛生学 | |
こうしゅうえいせいがく | ||
Public Health | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-AGCH-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 及川伸二(医学部環境社会医学講座) | |
OIKAWA, Shinji |
授業の概要 | 授業概要 公衆衛生学では,人々を疾病から守る事を目的とし,健康の増進や発育などについての日本の現状と将来について講義を行う.さらに,環境因子による発がんや老化促進機構の最新のトピックスについても分子生物学や医学の面から講義する.「環境教育に関連した科目」 |
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学修の目的 | 健康の増進や発達などについて日本の現状を理解する。 環境問題や発がん、老化などについて最新の情報を知る。 環境と健康問題について分子生物学、医学の側面から理解する。 食品衛生管理者として必要な基礎知識を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 人類の活発な社会活動は持続的に地球規模の環境汚染をもたらし, 地球生態系に影響を与えている。またヒトへの環境汚染物質の大量暴露や長期微量複合暴露による健康障害なども懸念されている。 公衆衛生学の学習を通じて健康の意義を学習し、環境因子が健康に与える影響の評価能力を養う. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験(100%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 適度な量の板書とpoweer pointなどによる説明を併用して, わかりやすく説明する. |
教科書 | 参考書:国民衛生の動向(厚生統計協会)、分子予防環境医学(本の泉社)、衛生学・公衆衛生学 |
参考書 | |
オフィスアワー | 随時 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 食品衛生監視員・管理者 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 疾病の予防, 健康増進, 寿命延長, 環境保全, 健康科学 |
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Key Word(s) | Prevention of Disease, Health Promotion, Life Extension, Environmental Conservation, Health Science |
学修内容 | 1. 公衆衛生学総論:健康の概念と現状について学習する. 2. 衛生の主要指標から日本の現状を学び, 世界の現状と比較する. 3. 疫学や保健について学習する. 4. 健康管理と疾病予防について学習する. 5. 産業保健について学習する. 6. 職業がんの歴史, 現状, 特徴, 種類, 好発部位, 発生機構, 予防について学習する. 7. 環境腫瘍学や老化について学習する. 8. 環境中毒学について学習する. 9. 環境が人体に及ぼす影響について学習する.(環境衛生学1) 10. 環境が人体に及ぼす影響について学習する.(環境衛生学2) 11.環境保全について学習する. 12.食品衛生学について学習する. 13.感染症について学習する. 14.社会保障と生命倫理について学習する. 15.地球環境問題について学習する. 16.試験 |
事前・事後学修の内容 | 1. 健康とは何か、どういう状態かについて考える. 2. 日本の社会的現状(少子化・高齢化・出生率・死亡率・死因等)の問題点を理解する. 3. 疫学について学習する.地域保健、学校保健、老人保健、母子保健等について三重県および日本の現状を理解する. 4. 健康指針、健康管理、健康増進と生活習慣病など疾病の各段階の予防対策につい て理解する. 5. 職場の安全等産業保健についても理解する. 6. アスベスト被害など職業によるがんについて考え、その予防法を理解する. 7. 環境因子によるがんの発生や老化の促進について理解する. 8. 環境因子や職業によって生じる中毒について理解する. 9・10. 環境が人体に及ぼす様々な影響について考える. 11.公害など日本の環境を破壊している原因とその環境をいかに守っていくのか考える. 12.食中毒などについて理解する. 13.鳥インフルエンザやエイズ等感染症について理解し、その予防法を考える. 14.日本の福祉制度について考え、また終末期医療など身近な生命倫理について考える. 15.地球環境問題について学び, 地球の未来を考える. |