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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教職に関する科目 | |
科目名 | 教育の方法・技術 | |
きょういくのほうほうぎじゅつ | ||
Educational Method and Technique | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 ~69 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 本科目は、小学校教員免許の取得に対応した科目です。 中学校・高校の免許取得には対応していないので注意すること。 |
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授業科目名 | 教育技術論Ⅰ | |
きょういくぎじゅつろんⅠ | ||
Theory of Educational Technique | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 70~ 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 本科目は、小学校教員免許の取得に対応した科目です。 中学校・高校の免許取得には対応していないので注意すること。 |
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授業科目名 | 教育の方法と技術 | |
きょういくのほうほうとぎじゅつ | ||
Educational Method and Technique | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-EDUC-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 瓦林 亜希子 | |
Kawarabayashi Akiko |
授業の概要 | フランスで誕生したフレネ教育(現代学校運動)における教育技術の検討を通して、教育現場において子ども主体・学習者主体の学びを実現するための方法・技術、さらには日本の教育の孕む問題点と改革の方向を探る |
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学修の目的 | 以下のテーマについて各自で個別に又はグループで協働的に考察を深め、それぞれの解釈と意見を構築することを目標とする。 1. 新旧の教育技術論ー教師が教えることと子どもが学ぶこととの関係と教師観の転換の必要性 2. 教育方法の歴史的・思想的考察ー日本と世界における近代教育誕生前後の教授法の成立と、20世紀初頭以降の子ども主体の教育方法・技術の誕生、それぞれの歴史的経緯と思想・哲学 3. 子どもの興味関心に沿った主体的な学びとその共有をいかにして保障するか 4. 一人ひとりの子ども理解に沿った多様な学びの筋道を組織する方法 |
学修の到達目標 | 1.真に子ども主体の学びについて、さらにはその実現のための教師の役割について再考できる 2.学習者主体の教育が誕生した歴史とその思想・哲学について理解し、その具体的内容について論理的に説明できる 3.外国の教育システムや方法等を知ることを通し、自国の教育の特徴について深く知り、自己の被教育体験を相対化できる 4.各自が将来教育現場に出たと仮定し子ども一人ひとりの主体的な学びを土台にした多様な個性化教育を構想できる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業への取り組み状況とともに、次の(1)(2)の内容により総合的に判断し評価する。 (1)授業中のグループ討論・発表と、毎回のリアクションペーパー (2)定期試験(論述形式で行い、講義で学んだ内容を深く理解し、それを元に自身の考えがきちんと再構築されているかを問う。単なる感想ではなく、明確な根拠・理由を示しながらそれぞれの意見・主張を論理的に説明できていることが前提。) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 毎時間の最後にリアクションペーパーに記入してもらい、次回の授業の冒頭で代表的な質問や意見を公表し共有することにより、学生と教員間並びに学生間における紙面上での双方向的意見交換を図る |
教科書 | 参考書:佐藤広和『フレネ教育 生活表現と個性化教育』(青木書店) その他講義で適宜紹介する |
参考書 | 講義で適宜紹介する |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 教育技術、学びの共同体、フレネ教育 |
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Key Word(s) | technology of teaching , community of learning, Freinet Education |
学修内容 | 毎講義で自主的な意見発表を求める。講義の展開はその発表と関わりをもって進む。 講義者が用意しているものは以下の内容である。 ・フランスの現代学校運動提唱者、C.フレネの教育論・教育技術(自由テクスト、学校間通信、興味 の複合論、学習文庫、学校協同組合など)の検討 ・日本における子ども主体の学びを実現した先駆的実践の検討 第 1回:ガイダンス:教育技術観と教師観の転換の必要性ー教師が教えることと子どもが学ぶこととの関係から 第 2回:フレネ教育における教育技術と実践 I(ビデオ「フレネ学校の子どもたち」前半の視聴と討議・質疑応答) 第 3回:フレネが直面した「時代」と「課題」 第 4回:フレネの教師としての出発ー子どもの声を尊重する自由テクストの誕生 第 5回:生活の表現と世界の広がりー文集と学校間通信 第 6回:フレネ教育における教育技術と実践 II(ビデオ「フレネ学校の子どもたち」後半の視聴と討議・質疑応答) 第 7回:フレネの教科書批判(ドクロリーによる興味の中心論) 第 8回:学習の系統性と学習文庫の開発と活用(フレネによる興味の複合論) 第 9回:個別活動と協働的活動を両立させる意義 第10回:現代フランスの教育の現状と課題 第11回:日本におけるフレネ教育実践(1)猶原学級と桂山学級 第12回:日本におけるフレネ教育実践(2)浅川学級と本田学級 第13回:生活綴方の父・小砂丘忠義の自然観とフレネ 第14回:現代における生活綴方実践の意義 第15回:教師の真の役割とは?ービヤンヴェイヤンス(教育的配慮)と子ども理解の精神 |
事前・事後学修の内容 | 事前に指示された資料・論文等をきちんと読み、疑問点や不明な内容についてはピックアップしておき、講義中に尋ねられるようにしておくこと。また、講義内容についてのグループ討議・発表や毎回のリアクションペーパーを活用し、各自の意見の交流と共有やフィードバックを図っていく授業となるので、主体的な参加態度が必須となる。 |