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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
工・機械工学科2年(再履修の学生は、学部・学科・学年に制限なく受講できる)
授業科目名 物理学実験
ぶつりがくじっけん
Physics Laboratory 
単位数 1 単位
ナンバリングコード
LIPHYS2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6, 7時限
実験は規定の開講時間より大幅に長引くことが多いので、その後の時間に講義等の予定を入れないこと。
開講場所 初回は教養教育4号館1階物理学第1実験室

担当教員 ○野呂雄一(教養教育機構), 秋山亨(工学部)/内海裕洋(工学部), 松井博和(工学部), 堤成加(工学部), 宮西基明(非常勤講師),岩田達夫(非常勤講師)

○NORO, Yuichi, AKIYAMA, Toru / UTSUMI, Yasuhiro, MATSUI, Hirokazu, TSUTSUMI, Shigeyoshi, MIYANISHI, Motoaki, IWATA, Tatsuo

学修の目的と方法

授業の概要 物理学の基礎的な実験をおこなう。
学修の目的 基礎的な実験を通して物理学の理解を深め、各種の実験機器の操作法やデータ処理法を学ぶことによって、多くの自然科学の分野に共通して必要となる知識を身につける。
学修の到達目標 基礎的な実験機器の操作方法とデータ処理法を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

単に教科書に従うのでなく、理解しながら実験することによって考える力を養うこと。共同実験者との作業や、レポートをわかりやすく記述することなどで、広い意味でのコミュニケーション力も身につけてほしい。

成績評価方法と基準 予習・レポート・実験ノートを80%、実験に取り組む姿勢を20%として評価する。
原則として(体調不良などのやむを得ない場合を除いて)、欠席・遅刻・早退を一度もしないことが成績評価の最低基準である。
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生からの要望や実験への取り組み方などを参考にして、改善をはかっていきたい。
教科書 「物理学実験」(三重大学出版会)および「物理学実験レポート用紙」(三重大学共通教育物理編)。
ともに最初の授業の数十分前から第一物理学実験室前で販売するので、早めに来て購入すること(合計2100円であるが、年度によって変更の可能性もあるので多めに準備する)。毎回、これら2つに加えて関数電卓と実験データ記録用紙(実験ノートの代用)を5,6枚を持参すること。
実験データ記録用紙としては市販の罫線入りレポート用紙、白紙、ルーズリーフなど(各実験ごとにレポート用紙と共に提出するので、1枚ずつ切り離せるもの)が使用できる。
参考書
オフィスアワー 質問などは授業時間中に実験室にて随時受け付ける。
授業時間以外は担当教員の野呂(y.noro@ars.mie-u.ac.jp)宛の電子メールにて質問を受け付ける。また面談を希望する場合も事前に電子メールでアポイントをとること。
受講要件 工・機械工学科:「力学I」の2単位を取得していること. あるいは「力学I」の担当教員から 許可を得ていること.
予め履修が望ましい科目 特に指定しない。
発展科目 各学科での実験科目。
その他 無断欠席・遅刻は厳禁。遅刻した場合は受講させない。無断欠席の場合は単位を与えないことがある。病気などの正当な理由による欠席でも事前に連絡して許可を得ること。
特に初回に遅刻すると、開始前に実験室前で販売する教科書およびレポート用紙を購入できないので、絶対に遅刻しないこと。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 基礎的な物理学実験
Key Word(s) mechanics, thermodynamics, acoustics, optics, electronics
学修内容 第一回:(教養教育校舎4号館一階の物理学第1実験室に集合すること)
1. 受講者の確定および共同実験者と実験計画の決定。
2. 実験の一般的説明および円柱の体積の測定実験。

第二回以降:
受講者は各週に一つ、毎週異なる実験を行う。実験中に各受講者の次週の実験のテーマを掲示するので、実験が終了して帰る前に確認すること。
テーマは以下のものからこちらが選び与える:
(a)重力加速度の測定、(b)Ewingの装置によるYoung率の測定、(c)ねじれ振子による慣性モーメント比の測定、(d)固体の比熱の測定、(e)気柱の共鳴による音速の測定、(f)Kundtの実験、(g)プリズムの屈折率の測定、(h)電流による熱の仕事当量の測定、(i)トランジスタの実験、(j)電気回路の基礎実験。

最終回:
1. 各自の実験の誤差処理。
2. 半年間使用した実験ノートを提出して評価を受ける。

補講:
許可を得て通常の実験を欠席した者は、未実施の実験について補講を受けることができる。
事前・事後学修の内容 どの実験も必ず予習をして実験に臨むこと。実験テーマによっては予習問題が与えられている。予習問題は必ず前もって解いてくること。

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