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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教職実践演習(保健体育・中高)
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 4年次
68 期生
保健体育コース
卒業要件の種別 必修
本授業の単位は,教員免許状取得に必須である。
授業科目名 教職実践演習(保健体育・中高)
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

原則として4年次後期に実施するが,教育実践等を夏期~秋期にかけて実施する場合もある。

開講時間 水曜日 1, 2時限
第1回~第5回は,水曜日1コマに開講する。 第6回~15回は,学校現場との調整のため,後日連絡をする。
開講場所 第1回~5回は,教育学部1号館
第6回以降は,学校現場との調整のため,後日連絡をする。

担当教員 岡野 昇,加納 岳拓

OKANO,Noboru
KANO,Takahiro

学修の目的と方法

授業の概要 授業は,2つのパートからなる。授業の規模は40人程度とし,原則として演習形式とする。
第1パート(第1回~第5回)では,三重県を中心とした地域の教育問題やの中高の発達段階に関する知識・理解を確認する。
第2パート(第6〜15回)では,地域特有の課題やそれに対する取り組みについて具体的な事例を基にディスカッションを行ったり,教科教育の内容や生徒の発達理解にもとづいた実践を行う。小学校高学年から中学校への連携も視野に入れる。
学修の目的 一人一人の履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して,実地研究等で身につけた実践力が,教科教育に必要な理論と統合され,確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ① 学校の社会的役割と教師の資質を理解し,問題解決することができる。
② 幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③ 学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し,関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④ 具体的な課題に対するグループ討論,模擬的な実践・分析検討を通して,三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や幼小の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。  
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回〜第5回まで30%,第6回〜15回まで70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー 前・後期 水曜日12:00〜13:00,保体(保健体育科教育学Ⅱ)研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 保健体育科教育法
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード [第6~15回]
反省的実践家,デザイン,リフレクション,エピソード記述,実践記録
Key Word(s) reflective practitioner , design , reflection , episode , document
学修内容 第1回 大日方真史
オリエンテーション:現代の中学校における問題の所在を,学生自らの教育実地経験とすりあわせの上,確定する。学校,学級,教師,生徒,文化,地域,連携等に類別し探究の起点とする。その上でグループでの解決策を探求する。

第2~5回は,J1~J4の4グループに分かれて演習を行う。グループ分けは別途案内する。各回の授業内容と担当教員は以下のとおり。

回  2 3 4 5
J1 A B C D
J2 D A B C
J3 C D A B
J4 B C D A

A)織田泰幸
様々な学校問題(例:いじめ,不登校,学級崩壊など)の現状について理解したうえで, これらの問題に取り組むための方策について,グループで探究する。
B)松浦均
学びの環境をめぐる現代の教育問題(生徒指導)について仮想的な問題を提起し,グループで解決策を議論する。
C)大日方真史
近年の教育現場における関係性(生徒間,教師・生徒間)に関わる課題について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
D)南学
学びの履歴を基にした省察と目標設定。
教育現場において教師の判断が求められる様々な場面について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を議論する。

以下,岡野昇と加納岳拓が担当する。なお,9~10月の実施予定である。
第6回  保健体育科の指導力Ⅰ―中学校における教材開発
第7回  保健体育科の指導力Ⅱ―中学校における授業デザイン
第8回  保健体育科の指導力Ⅲ―中学校における授業観察
第9回  保健体育科の指導力Ⅳ―中学校における事例検討
第10回 保健体育科の指導力Ⅴ―中学校における事例報告の交流
第11回 保健体育科の授業実践と省察Ⅰ―中学校における授業実践①
第12回 保健体育科の授業実践と省察Ⅱ―中学校における授業実践②
第13回 保健体育科の授業実践と省察Ⅲ―中学校における授業実践の省察
第14回 保健体育科の授業実践と省察Ⅳ―中学校における授業実践記録の作成
第15回 保健体育科の授業実践と省察Ⅴ―中学校における授業実践記録の報告と交流
事前・事後学修の内容 課題は,エピソード記述,実技研修レポート,学習指導計画の作成等とする。

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