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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農林生物学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択科目:森林科学プロ指定科目
授業科目名 フィールドサイエンスセンター演習林実習VI
ふぃーるどさいえんすせんたーえんしゅうりんじっしゅう ろく
Exercise in University Forest VI
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BO-FRST-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所 平倉演習林 伊勢神宮,宮域林,宮川流域 他

担当教員 ○沼本 晋也, 渕上 佑樹

NUMAMOTO, Shinya FUCHIGAMI, Yuki

numamoto@bio.mie-u.ac.jp
fuchigami@bio.mie-u.ac.jp
平倉演習林: 059-274-0135

学修の目的と方法

授業の概要 源流域の森林の存在意義,多面的機能からみた地域森林の適切な取り扱い方について森林の現場で復習し,既に学んできた森林科学・林学の知識を総合的に理解するため,平倉演習林および周辺森林における3泊4日の学習を行う.
学修の目的 源流域の森林の存在意義および多面的機能からみた適切な取り扱い方について考え,既に学んできた森林科学・林学の多岐にわたる知識・技術を,地域(紀伊半島・三重県)の自然環境や産業・生活・文化とも関連づけて総合的に理解できるようになる.
学修の到達目標 平倉演習林および周辺森林における3泊4日の学習をとおして,源流域の森林の存在意義,多面的機能からみた適切な取り扱い方について復習し,既に学んできた森林科学・林学の知識を総合的に理解する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習への取り組み50%,レポート50%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 各自が多様な森林環境を観察学習および復習できるよう,野外(森林内)での見学学習に時間をとり,解説内容の改善を図る.
教科書 資料・プリント等の配布
参考書
オフィスアワー 集中講義期間中随時.E-mailも可.
受講要件 学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目 フィールドサイエンス実習(森林資源環境学講座),演習林実習,演習林測量学実習
発展科目 卒業研究
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 源流域の森林環境,森林の多面的機能,森林保全と森林管理,地域の森林・林業
Key Word(s) headwater forest, multifunctional roles of forests, forest conservation and its management, local forest and forestry
学修内容 1日目:
宿舎利用と林内行動の安全等に関する説明
平倉演習林の概要,森林の特徴と多面的機能
森林水文観測と土砂移動現象

2日目:
紀伊半島における天然生林・二次林の林分構造の観察.
伊勢神宮宮域林における大径木施業・保育現場の見学.
映画「WOODJOB!」ロケ撮影と日本の森林・林業の課題解説

3日目:
周辺森林流域の森林・林業の見学
過去の豪雨災害現場の見学.渓流遡行による土砂災害調査.

4日目:
美杉地域の林業の見学(WOODJOB!ロケ地).
帰学.レポート提出.
事前・事後学修の内容 共生環境フィールドサイエンス実習(森林資源環境学講座),演習林実習,演習林測量学実習で学んだ森林科学の基本的知識と技術について復習しておくこと,また森林資源環境学講座の講義・実験実習で学んだ知識を,演習林および周辺森林の現場で確認できるよう,地域の森林環境をとりまく現代・将来の諸問題・時事問題について予習してくること(例えば,森林の環境機能への期待と評価方法,産業としての林業と政策における課題,住民と森林環境の関わり方など).

・自然状態の森林の成り立ちや構造,人工林の目的や保育方法について
・源流の森林が環境保全に果たす役割
・日本の森林と林業の現状と課題

※映画「WOODJOB!」のロケ地となった当演習林を見学します.
 以下を見ておくことをお勧めします.
1)三浦しをん著「神去なあなあ日常」
2)映画「WOODJOB!」,のDVDまたはBD.

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