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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 三重学 | |
みえがく | ||
Mie Studies | ||
授業テーマ | 「四日市学」の確立 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIMIES1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 人文, 社会, 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | 120番教室 | |
担当教員 | ○朴 恵淑(人文学部),岩崎 恭彦(人文学部),宮岡 邦任(教育学部),水木 千春(地域圏防災・減災研究センター),西浦 尚夫(非常勤講師),坊農 秀治(非常勤講師),内藤 修久(非常勤講師),岡田 良浩(非常勤講師),榊枝 正史(非常勤講師) | |
○PARK, Hye-Sook, IWASAKI, Yasuhiko, MIYAOKA, Kunihide, MIZUKI, Chiharu, NISHIURA, Hisao, BONO, Shuji, NAITO, Nobuhisa, OKADA, Yoshihiro, SAKAKIEDA, Masafumi | ||
park@human.mie-u.ac.jp 059-231-9157 |
授業の概要 | 三重県の環境問題、特に四日市公害問題から環境先進県としての過去・現在・未来像を探るため、オムニバス形式で、人文社会科学及び自然科学、医学などを横断的に繋ぐ学際的・総合環境学的アプローチの講義を行う。四日市公害から学ぶ「四日市学」は、命の尊厳を問う人間学・国連持続可能な開発目標(SDGs)・ユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)・新興国として世界で最も経済発展が見込めるアジアにおける持続可能なアジア学を提案することで、環境と人間を含む生態系との持続可能な連携について学ぶ。2015年3月に開館した「四日市公害と環境未来館」との連携によって、四日市公害について総合的に学ぶ。四日市公害の教訓を生かし、過去の負の遺産を未来への正の資産に変えるための知見、価値判断、行動力を育む。 |
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学修の目的 | 人文社会科学・自然科学・医学など学問横断的アプローチの講義を通じて、幅広い視野で地域の捉え方・見方ができ、かつ、世界へ通用できるグローバル・ローカル(グローカル)人材を育成する。 |
学修の到達目標 | 過去の負の遺産としての四日市公害の教訓を活かし、未来への正の資産に変えるため、三重県唯一の総合大学の三重大学が世界一の環境先進大学として位置付けられるための、環境マインドの高く、問題解決力を習得している、グローカル人材となるべく、感じる力・考える力・コミュニケーション力・生きる力の向上を図る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 最終レポート(70%)、授業態度(20%)、シンポジウムおよび環境活動などへの参加状況(10%)で総合評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 講義は、産官学民の連携に伴う多様な分野からの講師による授業を行い、受講生に総合環境学としての四日市公害を考えさせる。また、環境活動の一環として四日市公害と環境未来館の見学を行い、四日市公害の過去・現在・未来について考えさせる。授業アンケートを実施することで成果及び課題を把握し、さらなる授業展開の発展を図る。 |
教科書 | |
参考書 | 〔参考書〕;朴 恵淑編、「三重学」、2017年、風媒社 〔参考書〕;朴 恵淑編、 四日市公害の過去・現在・未来を問う「四日市学」の挑戦、2012年、風媒社 〔参考書〕;朴 恵淑編、「四日市学講義」、2007年、風媒社 |
オフィスアワー | 月曜日から金曜日の午前9時から午後6時まで。講義後にもアドバイスなどを行う。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 特になし。 |
発展科目 | 三重学「三重ブランドの創出」 |
その他 | 参加希望者には、週末の1日を利用して四日市公害と環境未来館を見学を実施する(参加自由)。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 四日市学、四日市公害、四日市コンビナート、人間学、国連持続可能な開発目標(SDGs)、ユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)、アジア学 |
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Key Word(s) | YOKKAICHI Studies, Yokkaichi Air Pollution, Yokkaichi Petrol Industrial Complex, Human Science, UNSustainable Development Goals(SDGs), UNESCO Education for Sustainable Development (ESD), Asian Science |
学修内容 | 第1回 四日市公害から学ぶ「四日市学」が目指すもの 第2回 四日市公害 第3回 伊勢湾・四日市の水文環境 第4回 四日市公害と四日市ぜんそくとの疫学的調査 第5回 四日市公害と国連持続可能な開発目標(SDGs) 第6回 四日市公害とユネスコ持続可能な開発教育(ESD) 第7回 四日市公害と環境法 第8回 四日市公害と環境政策 第9回 四日市公害と国際環境協力 第10回 四日市公害とメディア 第11回 四日市公害と自然災害 第12回 四日市公害とエネルギー問題 第13回 四日市公害と地球環境問題との接点 第14回 四日市公害と環境未来館見学 第15回 まとめ ※講義順番の変更がある場合、説明を行う。 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習; 四日市公害に関する書籍、資料などを読むように指導する。「四日市公害と環境未来館」について調査する。 事後学習; 授業アンケートを実施し、成果及び課題を把握、調査し、今後の授業展開の発展に生かす。 |