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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 英米文学特論演習 I | |
えいべいぶんがくとくろんえんしゅう I | ||
Seminar on English and American Literature I | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | ED-ELIT-4
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | 英語科資料室・大学院演習室(教育学部専門1号館3階) | |
担当教員 | 宮地信弘(教育学部英語教育講座) | |
Nobuhiro Miyachi 059-231-9315 |
授業の概要 | 英国17世紀形而上詩(metaphysical poetry)講読演習。 英国17世紀形而上詩を代表する詩人John Donne の詩の精読を通して形而上詩の特質とDonneの詩的感受性・技法・世界観等について理解し、合わせて時代背景についても認識を深める。 |
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学修の目的 | ・英詩の伝統について認識を深める。 ・英詩の修辞技法の重要性を認識する。 ・イギリス・ルネサンス期の世界観について知識を得る。 ・初期近代(16-17世紀)の英語に親しむ。 |
学修の到達目標 | 1)精読を通して英語読解力を向上させる。 2)英詩の伝統と修辞技巧に関する認識を深める。 3)初期近代(16-17世紀)の英語の特質を知る。 4)文学テクストに対する分析的姿勢と批評能力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎授業の発表:30% 期末英文レポート:70% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講生の学力等を考慮して、必要な場合には受講生に適した授業形態に変えることも検討する。 |
教科書 | A. J. Smith (ed.), John Donne: The Complete English Poems (Penguin Books) |
参考書 | 初回の授業にて紹介します。 |
オフィスアワー | 水曜日3-4限(10:30-12:00)、宮地研究室 miyachi@edu.mie-u.ac.jp |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 英米文学特論 I |
発展科目 | |
その他 |
・初回の授業で具体的な授業のガイダンスを行います。 ・大学院生にふさわしい誠実かつ主体的な学習姿勢を期待します。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 17世紀形而上詩、綺想、機知、マニエリスム、ペトラルカ主義 |
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Key Word(s) | Seventeenth century metaphysical poetry, conceit, wit, mannerism, Petrarchism |
学修内容 | 第1回:ガイダンス:John Donne 生涯と時代背景、年譜 第2回: 形而上詩(Metaphysical Poetry)の特質全般について 第3回: 風刺詩(Satires)新科学への関心 第4回: 風刺詩(Satires)時代への懐疑 第5回: 恋愛詩(Songs and Sonnets)自我・自己意識 第6回: 恋愛詩(Songs and Sonnets)17世紀の宇宙観 第7回: 恋愛詩(Songs and Sonnets)奇想について 第8回: 恋愛詩(Songs and Sonnets)知的遊戯性 第9回: 恋愛詩(Songs and Sonnets)逆説的精神 第10回:恋愛詩(Songs and Sonnets)シニシズム 第11回:恋愛詩(Elegies)言語遊戯 第12回:恋愛詩(Elegies)肉体と世界 第13回:宗教詩(Divine Poems)連祷:神の賛美 第14回:宗教詩(Holy Sonnets)罪の意識と知的遊戯 第15回:宗教詩(Holy Sonnets)共同体への回帰 受講生の能力等に応じて、授業形態や進行速度を修正することがあります。 |
事前・事後学修の内容 | ・受講者は作品について技法と主題の両面から分析し、毎回その結果を発表することが求められます。 ・辞書を頼りに、自らの力で読解することが求められます。 ・インターネットへの安易な依存は禁止します。 |