シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2019 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・理数・生活系教育領域 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | 選択 |
|
授業科目名 | 電子工学特論 | |
でんしこうがくとくろん | ||
Electronic Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-ELEC-4
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
月曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 松岡 守(教育学部) | |
MATSUOKA, Mamoru |
授業の概要 | 中学校の技術科で電子工学の深い知識を伝授することは求められてはいない。しかしながら簡単な電子工作の実践の場合でも、その仕組みについて生徒が質問した場合、それに使われている素子や構成を正しく説明するにはある程度以上の深い知見が教師には求められる。また広く産業技術における電子工学の役割を授業で語りその重要性を理解させるためにも必要である。このために、いくつかのややレベルの高い電子工学に関する研究論文等の資料を中心に選び、その内容について徹底的に調べ、まとめ、中学生に説明できる内容を作成する練習を行う。 |
---|---|
学修の目的 | 本授業ではこのように中学校の技術科の教師として有していることが望ましいレベルに電子工学の知識を高め、かつ未知の事項についてどのように調べ、まとめ、かみ砕いて生徒に解説できるスキルを身に付けることを目指す。これはまた専門性がある程度進んだ高等学校の専門教育における電子工学の授業を行う上でも有用な知見となるものである。 |
学修の到達目標 | ・電子工学の特定の事例について深い知識,知見を得る。 ・電子工学の他の事例について理解の方法,見方の適切な姿勢を持つ。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 小テスト,レポート,期末試験から総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 授業時の質疑応答,要望等に応じ臨機応変に授業改善を進める。 |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | 毎週月曜日12:00~13:00 研究室 メールにて随時 matsuoka@edu.mie-u.ac.jp |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 電子工学 |
---|---|
Key Word(s) | Electronic Engineering |
学修内容 | 第1回 授業の概要説明,授業で取り扱う資料の検討を行い,電子工学に関する資料1:時事的な解説記事,資料2,3:研究論文,資料4:教材資料,を決定する。 第2回 資料1について輪読し,調査すべき課題を抽出,分担を決定する 第3回 資料1について調査した結果を発表 第4回 資料1について中学生ないし専門高校生に説明することを想定した説明方法を検討する 第5回 資料2について輪読し,調査すべき不明部分を明確にし,分担を決定する 第6回 資料2について調査した結果を発表 第7回 資料2について中学生ないし専門高校生に説明することを想定した説明方法を検討する 第8回 中間まとめ 第9回 資料3について輪読し,調査すべき不明部分を明確にし,分担を決定する 第10回 資料3について調査した結果を発表 第11回 資料3について中学生ないし専門高校生に説明することを想定した説明方法を検討する 第12回 資料4について輪読し,教材の改良点,授業の利用の方法について議論する 第13回 資料4の教材を応用した授業案をまとめる 第14回 資料4の教材を応用した模擬授業を行い,教材の有効性,授業構成について議論する 第15回 全体まとめ |
事前・事後学修の内容 | 毎回事例案について課題を与え、それについて次週に発表する形式をとる。 |