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科目の基本情報

開講年度	2019 年度
開講区分	教育学部・教科又は教職に関する科目

科目名	小学校の教科又は教職に関する科目
	しょうがっこうのきょうかまたはきょうしょくにかんするかもく


受講対象学生	教育学部, A 類学部(学士課程) : 3年次, 4年次 68-69 期生
卒業要件の種別	選択 63期以降、小学校免許の「教科又は教職に関する科目」に該当します
授業科目名	学校における食に関する指導
	がっこうにおけるしょくにかんするしどう

単位数	2 単位
ナンバリングコード	ED-EDUC-2 ナンバリングコード一覧表はこちら ※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目	非開放科目
開講学期	後期
開講時間	月曜日 7, 8時限
開講場所
担当教員	磯部　由香（教育学部）
担当教員	ISOBE, Yuka

学修の目的と方法

授業の概要	食に関する指導の目標を押さえるとともに、学校給食、教科等における具体的な食に関する指導の内容について、具体的な実践や事例に基づき検討する。三重県の食育の現状について、講述する。
学修の目的	小学校を中心に給食、教科、総合的な学習の時間、特別活動等における食に関する指導方法を理解し、実践できる力を身につけることを目的とする。
学修の到達目標	子どもの食生活の現状から課題を見出し、学校における食に関する指導の重要性を理解し、食に関する指導のための、基礎知識および実践力を身につける。
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標 ○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。　教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。　教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。 ○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。 ○ 全学の教育目標感じる力　感性　共感 ○主体性考える力　幅広い教養 ○専門知識・技術　論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) ○リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力　問題発見解決力　心身・健康に対する意識　社会人としての態度・倫理観
成績評価方法と基準	模擬授業30％、授業提案20％、レポート50％
授業の方法	講義演習
授業の特徴	PBL プロジェクト型PBL 特色ある教育プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業キャリア教育の要素を加えた授業英語を用いた教育
授業改善の工夫	学生ができるだけ主体的になるように、授業案作成、模擬授業、授業検討の機会を多く設けている
教科書
参考書	「食に関する指導の手引き（第１次改定版）」（東山書房）「食育白書平成30年版」（内閣府）
オフィスアワー	毎週金曜日12：00～13：00
受講要件	教員採用試験を終えた４年次の履修が望ましい。教育実習を終えた3年次以降の履修も可能。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

各回共通	MoodleのコースURL

第1回	概要	食に関する課題と基礎知識
	授業時間内の学修内容	食生活の現状と課題について解説する。栄養に関する基礎知識について小テストを実施し、解説する
	キーワード(Key Word(s))	食生活の課題、栄養
	事前学修の内容	食生活における課題について調べてくる
	事後学修の内容	栄養に関する基礎知識について定着させる
	自由記述欄
第2回	概要	幼児期・学童期の食生活の特徴
	授業時間内の学修内容	幼児期・学童期の食生活の特徴について、資料を元に解説する
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	幼児期・学童期の食生活の課題についての事例を収集してくる
	事後学修の内容	幼児期・学童期の食生活の特徴をまとめる
	自由記述欄
第3回	概要	食に関する指導の枠組みについて
	授業時間内の学修内容	幼稚園および学校における食に関する指導の全体計画の作成およびその展開について解説する。
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	幼稚園および学校における食育の目標の事例を収集してくる
	事後学修の内容	食に関する指導の枠組みについてについて整理する
	自由記述欄
第4回	概要	給食の時間における食に関する指導について
	授業時間内の学修内容	給食の時間における食に関する指導のポイントについてＤＶＤと資料を元に解説する。また、アレルギー対応についても取り上げる。
	キーワード(Key Word(s))	給食、アレルギー
	事前学修の内容	給食に関する実践事例を収集してくる
	事後学修の内容	給食の時間における食に関する指導についてまとめる
	自由記述欄
第5回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導について
	授業時間内の学修内容	幼稚園および学級活動における食に関する指導のポイントについて解説する。食に関する指導の学年別の目標を押さえる。
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	食に関する指導の目標を復習しておく。
	事後学修の内容	幼稚園および学級活動における食に関する指導について整理する。
	自由記述欄
第6回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導案作成
	授業時間内の学修内容	各自が作成した幼稚園および学級活動における食に関する指導案について交流し、改善点を検討する。またグループで１本の指導案を決定する。
	キーワード(Key Word(s))	学級活動、指導案
	事前学修の内容	幼稚園および学級活動における食に関する指導案を一人１つ作成してくる。
	事後学修の内容	グループで決定した１つの指導案を改善点を踏まえて修正する。
	自由記述欄
第7回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導の教材作成
	授業時間内の学修内容	第８～１０回の幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業に向けて教材を作成する
	キーワード(Key Word(s))	教材
	事前学修の内容	教材作成に必要な資料を集めてくる
	事後学修の内容	模擬授業の準備をする
	自由記述欄
第8回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業（第１グループ）
	授業時間内の学修内容	第１グループが行った幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業について、相互評価を行う。
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	模擬授業の準備
	事後学修の内容	模擬授業の準備授業担当者は課題を整理する
	自由記述欄
第9回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業（第２グループ）
	授業時間内の学修内容	第２グループが行った幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業について、相互評価を行う
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	模擬授業の準備
	事後学修の内容	模擬授業の準備授業担当者は課題を整理する
	自由記述欄
第10回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業（第３グループ）
	授業時間内の学修内容	第３グループが行った幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業について、相互評価を行う
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	模擬授業の準備
	事後学修の内容	模擬授業の準備授業担当者は課題を整理する
	自由記述欄
第11回	概要	幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業の事後検討
	授業時間内の学修内容	第８～１０回に実施した幼稚園および学級活動における食に関する指導の模擬授業について事後検討を行う
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	食育の授業のポイントを確認してくる
	事後学修の内容	事後検討を踏まえて指導案を修正する
	自由記述欄
第12回	概要	教科における食に関する指導についての解説
	授業時間内の学修内容	教科における食に関する指導について解説する。文部科学省作成の「楽しい食育　つながる食事」を紹介する。
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	教科における食育の実践事例を収集してくる
	事後学修の内容	教科における食に関する指導についての指導内容を考えてくる
	自由記述欄
第13回	概要	教科における食に関する指導についての指導案作成
	授業時間内の学修内容	生活科、理科、社会、家庭科における食に関する指導についての指導案を作成する
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	指導案作成のための資料の収集
	事後学修の内容	教科における食に関する指導についての指導案を完成させる
	自由記述欄
第14回	概要	教科における食に関する指導についての指導案の交流
	授業時間内の学修内容	生活科、理科、社会、家庭科における食に関する指導についての指導案を発表し、相互評価を行う
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	作成した指導案を説明できるように確認してくる
	事後学修の内容	評価を受けて、課題を改善し、修正案を作成する
	自由記述欄
第15回	概要	まとめ
	授業時間内の学修内容	幼稚園および学校における食に関する指導のポイントについて解説する
	キーワード(Key Word(s))
	事前学修の内容	第１～１４回の授業内容を復習してくる
	事後学修の内容	授業全体を通した振り返りを行う
	自由記述欄