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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 水産食品衛生学 | |
すいさんしょくひんえいせいがく | ||
Marine Food Hygienics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-FISH-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | ○青木 恭彦(生物圏生命科学科) | |
○AOKI, Takahiko |
授業の概要 | 本講義の目的は,飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し,公衆衛生の向上および増進に寄与することである.そのため,ここでは水産物を中心として食中毒の原因,予防法,動植物自然毒,食品汚染物質,食品の安全性およびHACCPなどを学習し、併せて基本的な安全性評価の手法を説明する. |
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学修の目的 | 学生は、本講義を履修することにより、食中毒などの基礎的知識を得る事が出来る。さらに、HACCP等の食品の安全性に関する講義から、正しい食品衛生管理の概念を客観的・系統的に理解する事ができるようになる。加えて、講義で課せられるレポートの作製等により、最近頻発する食の安全に関する報道について、自分自身で客観的に考察・判断することが可能となる。 |
学修の到達目標 | 食品は本来「なまもの」であるので,微生物によっても,あるいは科学的にも変質や汚染を受けやすい.これら食中毒性細菌および食品の持っている特性を併せて理解し,かつ食品に基づく健康への悪影響を少しでも起こさないように,消費者側の立場と共に製造者側の立場からみた合理的な「食の安全」に対する理解, さらにはHACCP等の食品製造の衛生管理に関する概念の理解を達成させる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験50%(100点満点で採点し,1/2とする),小テスト40%,レポート10% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 最近のトピックス(30年度は,HACCPの義務化等の国内動向と食品衛生法について)と講義内容をリンクさせて新聞記事を引用しながら授業を行う。 |
教科書 | 教科書:「新・食品衛生学 第二版 」藤井建夫・塩見一雄 著,恒星社厚生閣 |
参考書 | 「新栄養士課程講座 食品衛生学」宮沢文雄編著,建帛社 |
オフィスアワー | 毎週木曜日 13:00〜17:30,生物資源学部棟7F(712室). |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 微生物学, 水産物品質学 |
発展科目 | 海洋資源微生物学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 細菌性食中毒, 化学性食中毒, 自然毒食中毒, HACCP, 食品添加物, 食品アレルギー |
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Key Word(s) | Bacterial food poisoning, Food poisoning by chemicals, Natural toxic food poisoning, HACCP, Food additives, Allergy by food constituent |
学修内容 | 1. 食中毒とは1―定義および食品衛生法による食中毒の分類 2. 食中毒とは2―わが国での発生状況,病因物質,季節 3. 微生物とは―微生物の形態,細菌性食中毒の病原検索,一般生菌数および汚染指標菌検査など 4. 細菌性食中毒1―腸炎ビブリオ食中毒,サルモネラ食中毒 5. 細菌性食中毒1―ブドウ球菌食中毒,カンピロバクター食中毒 6. 細菌性食中毒2―病原大腸菌食中毒,ウェルシュ菌食中毒,ボツリヌス食中毒 7. 細菌性食中毒3―最近注目されている食中毒(ノロウィルス等) 8. 細菌性食中毒4―その他の細菌性食中毒と細菌性食中毒に関する小テスト 9. 動物性自然毒―フグ毒,貝毒、有毒魚 10. 植物性自然毒―毒キノコ等 11. 化学性食中毒―重金属,化学合成物質,内分泌撹乱物質 12. 化学性食中毒―放射性物質(Cs137等) 13. 食品衛生に関するその他の講義1-食品添加物 14. 食品衛生に関するその他の講義2-農薬、残留、安全基準の設定 15. HACCPによる食品製造における衛生管理の概念 16. 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | レポート「HACCPと客観評価の重要性について」(予習) 、レポート添削・返却後の再提出(復習) |