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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・現代科学理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 心理学 F | |
しんりがく えふ | ||
Psychology F | ||
授業テーマ | 心の総合的理解 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIPSYC1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | ||
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 中西 良文(教育学部) | |
授業の概要 | 日々の生活の中で、人は何らかの形で「こころ」を働かせている。そのため、「こころ」の働きについて理解することが、より良い生活に役に立つ場合もある。本講義では「こころ」の働きに関する様々なトピックを紹介し、「こころ」の働きを統合的に理解することを目指す。 なお、授業は共同での活動を行うため、積極的に他者と関わる姿勢を持って授業に臨んでほしい。 |
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学修の目的 | 心についての関心を深める。また、心の理解を通して、科学的なものの見方を身につける。 |
学修の到達目標 | ここでは最高レベルの到達目標を挙げておきたい。まず、心理学という学問が「人の気持ちが分かる」といった感覚的なものではなく、実証的な性格を有する学問であるということ認識し、心理学的なものの見方、考え方を使って、日常的な事象について考えられることを挙げたい。続いて、心理学という学問が実際にどのような領域があるのかについて、その関係生と応用のあり方について説明できることが挙げられる。そして、授業で取り上げたトピックについて、日常的な具体例を伴うことができるというものが最後に挙げられるものである。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポートないし試験 50% 授業内で行う活動(主にMoodleへの書き込み) 50% 計100%。(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 毎回行う受講生によるレポート活動から、受講生の理解度を把握し、理解度を高めるよう授業改善を続ける。 |
教科書 | 適宜講義時に紹介する。 |
参考書 | |
オフィスアワー | 前期金曜日 14:40~16:10 教育学部1号館2F 学習心理学研究室 |
受講要件 | 他の受講生の受講を妨害する者(たとえば、私語を行う者や共同学習に参加しない者)は受講を認めない。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 教育心理学(教育学部) 学習心理学(教育学部) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 知覚・認知・学習・記憶・言語・思考・動機づけ・感情 |
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Key Word(s) | Perception・Cognition・Learning・Language・Thinking・Motivation・Affect |
学修内容 | 1.心理学とはどのような学問か? 2.心理学の領域とその応用 3.情報の処理を行う人間 4.人の知覚の特徴 5.記憶のプロセスの理解 6.熟達化の過程 7.スキーマの理解(知識・言語・理解について考える) 8.社会的認知(1) 9.社会的認知(2) 10.グループダイナミクス 11.社会的ジレンマ 12.「やる気」の心理を探る(1):外的報酬の影響 13.「やる気」の心理を探る(2):感情が行動にもたらす影響 14.「やる気」の心理を探る(3):テスト結果をどう考えるか 15.「やる気」の心理を探る(4):社会的動機づけ 16.テスト |
事前・事後学修の内容 | 授業で行ったことに関しては、各自で再度復習を行い、「理解」の作業を行うことを求める。また、授業に関連する文献等を読み、知識の絶対量を増やすことも必要である。授業ではMoodleを使うため、定期的にネットワークにつながったPCの前に座るようにして欲しい。 |