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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 本講義は、法政コース生活法システム履修プログラムに属します。 過去に、特殊講義(保険法Ⅰ)、特殊講義(保険法Ⅱ)を履修した学生は、本科目を履修することはできません。 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義[保険法] | |
とくしゅこうぎ(ほけんほう) | ||
Insurance Law | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-PRLA-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 松谷 秀祐 | |
MATSUTANI, Shusuke |
授業の概要 | 本講義は、「保険」という我々人類が考え出した仕組みについて、法律学の観点から分析を加えるものである。具体的には、保険法における諸規定、関連する重要判例、さらには表には必ずしも現れないが、それらを下から支えている私法上・保険法上の基礎理論について、具体的な事例問題を通して解説を行うものである。 |
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学修の目的 | 我々が日々保険という制度の恩恵を受けて生活していることを実感し、将来、自身の身の回りに保険に関する諸問題が生じたときに、一時の感情に流されることなく、既存のルールに従った対応能力を身に着けることを目的とする。 |
学修の到達目標 | 第一に、保険に関する専門用語について説明できること、第二に、保険に関する基本的な仕組み・ルールを理解していること、第三に、保険に関する基本的な事例問題に対し条文・判例に基づいた解決方法を示すことができることを目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 第4回・第8回講義時に行う課題レポート(各10%)、最終試験80%、計100%(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
反転授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 甘利公人・福田弥夫・遠山聡 『ポイントレクチャー保険法〔第2版〕』(有斐閣・2017年) |
参考書 | 山下友信・洲崎博史編『保険法判例百選』(有斐閣・2010年) |
オフィスアワー | 非常勤講師のため、講義の前後のみとなる。開講時期以外において質問等がある場合には、人文教員の名島が窓口となる。 |
受講要件 | なし。 |
予め履修が望ましい科目 | 「民法総則」、「債権総論」、「債権各論」、「会社法」、「商法総則」、「商取引法」。ただし、未履修者にも配慮した講義を行う。 |
発展科目 | |
その他 | 本講義は生活法システム履修プログラムに所属します。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 保険、保険契約、損害保険、生命保険 |
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Key Word(s) | Insurance,Contract of insurance,Property insurance,Life Insurance |
学修内容 | 【第1回】ガイダンス、法律学学習法 【第2回】保険の仕組み、保険における基本的用語 【第3回】保険契約における重要概念 【第4回】保険契約における登場人物 【第5回】保険の貯蓄性 【第6回】保険と共済 【第7回】傷害疾病保険の特殊性 【第8回】保険募集 【第9回】保険約款と保険者の説明義務 【第10回】営利保険と相互保険 【第11回】生命保険契約各論(1):告知義務 【第12回】生命保険契約各論(2):保険金受取人の指定・変更に関する諸問題 【第13回】損害保険契約各論(1):責任保険 【第14回】損害保険契約(2):保険担保 【第15回】まとめ:保険という制度を考えるにあたって必要な視点 |
事前・事後学修の内容 | 事前学修:講義開始までに教科書を一通り読んでくる。 事後学修:講義ノートをまとめなおす、レジュメ記載の事例問題を再度解きなおす、関連する判例をより詳しく調べてみる。 |