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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部物理工学科 ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 統計力学
とうけいりきがく
Statistical Mechanics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHYS-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 内海裕洋(工学部物理工学科)

UTSUMI, Yasuhiro

学修の目的と方法

授業の概要 熱力学および統計力学は磁性体や半導体など性質を研究する物性物理はもとより、現代テクノロジーの基礎となる学問である。本講義では、熱力学と統計力学の基本を着実に身につけることをねらいとする。
学修の目的 1.熱力学の理論を理解する。
2.分配関数など統計力学における必須な概念を理解する。
3.統計力学と熱力学のつながりを理解する。
学修の到達目標 指定した教科書を確実に理解し、専門科目の土台とできる。
基本的な演習問題が解ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 理学としての物理学および工学の根幹である機械・電気電子工学を基盤とした物理工学の基礎となる数理リテラシーを修得している。【汎用的技能】
 物理学、機械・電気電子工学に関する基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 物理工学に関する諸問題や課題等について論理的に考え、その考えを説明することができる。【理解・思考・判断】
 各種の産業活動に関心を持ち、自らの社会貢献ついて考えることができる。【関心・意欲・態度】
 自らが取り組んだ課題やその解決方法について論理的に纏め、発表できる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験50%、小テスト・出席など50%、計100% (合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 熱・統計力学 / 戸田盛和著 (岩波書店 , 1983 物理入門コース/戸田盛和,中嶋貞雄編 ISBN :4000076477)
参考書
オフィスアワー 特に指定しませんが電子メール(utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp)で、あらかじめアポイントメントをとってください.
受講要件
予め履修が望ましい科目 解析力学、物理数学
発展科目 量子力学I・II、固体物理学I・II、物性物理学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 熱力学、統計力学
Key Word(s) Thermodynamics, Statistical mechanics
学修内容 教科書「熱・統計力学」戸田盛和(岩波書店)に沿って進む。

第1回 温度と熱
第2回-第5回 熱力学第1法則、熱力学第2法則
第6回  気体と分子
第7回-第8回  気体分子の分布確率
第9回-第11回  古典力学的な体系、量子力学的な体系
第12回-第13回  量子力学的な体系
第14回-第15回  量子論的理想気体
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 章が終わるごとに教科書の章末問題を解くこと。

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