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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 英語学演習 C
えいごがくえんしゅう しー
Seminar on English Linguistics C
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 英語学演習 C
えいごがくえんしゅう しー
Seminar on English Linguistics C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HUCLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 澤田 治

SAWADA Osamu

sawadao@human.mie-u.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 この授業では、日英語のスケール表現の意味を詳細に検討しながら、言語学(とりわけ意味論と語用論)の考え方・分析方法を学ぶ。具体的には、「形容詞」、「程度副詞」、「あいまい表現」、「感情表出表現」等の意味・機能に焦点を当て、(i)それらの意味・機能はどのように理論的に分析することができるのか、(ii)それらの意味・機能は意味論と語用論の間の区別に関してどのようなことを示唆しているのか、(iii)スケール性は現実世界・心的世界を言語化する際にどのような役割を果たしているのかといった問題を、意味論、語用論、および言語哲学の観点から考察する。
学修の目的 本授業では、日本語および英語の様々なスケール表現の意味について考察する。言葉の意味解釈に関する原理や法則性・体系性を理解し、身近な言語現象・オリジナルのデータを、言語理論を用いて分析できるようになることを目指す。
学修の到達目標 身近な言語現象を言語理論を使って分析できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加、発表、課題:60%
期末レポート:40%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。
教科書 教科書は使用しません。
参考書
オフィスアワー オフィスアワーの時間帯に関しては、最初の授業で決める。
受講要件
予め履修が望ましい科目 言語学、英語学関係の科目を履修しておくことが望ましい。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード Degrees, scales, adjective, comparative, intensifier, minimizer, expressive, hedge, syntax, semantics, pragmatics,
Key Word(s)
学修内容 Week 1: Introduction (semantics and pragmatics)
Week 2: Degrees and scale structures
Week 3-4: The semantics of gradable adjectives (vaguness)
Week 5-6: Syntactic, semantic, and pragmatic properties of comparatives
Week 7-8: The meanings and uses of intensifiers
Week 9-10: The meanings and uses of minimizers
Week 11-12: The meanings and uses of hedges
Week 13-14: The interpretations of expressive intensifiers
Week 15: Presentations
事前・事後学修の内容 毎回リーディングの内容をベースに授業を行います。あらかじめ予習をして、授業に臨んでください。この授業は演習形式の授業ですので、積極的に発言、発表してください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。

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