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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 国際理解特殊講義 | |
こくさいりかいとくしゅこうぎ | ||
Lecture Course in International Understanding | ||
授業テーマ | 立憲君主制 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIILEC1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野村 耕一(人文学部) | |
NOMURA, Koichi |
授業の概要 | 血統原理や世襲原理に基づく君主を戴く国家は、わが国をはじめとして実は少なくない。君主が有する権能は歴史上、また国によって様々である。 この授業では二十世紀以降の立憲君主制を主たる対象として、近年の研究成果に拠りつつ、その諸相に迫りたい。 |
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学修の目的 | 高等学校レヴェルの概して断片的な世界史、日本史、政治経済等の知識を、まとまりある活用可能なものに発展させる。 先端的な研究成果を踏まえることにより、既有の知識に安住することなく、不断に歴史リテラシーの向上に努める。 |
学修の到達目標 | 研究に基づいて歴史が書かれていることを知る。 研究の発展が歴史観を変えることを、先端的な研究を通じて体得する。 一つの事柄になぜ複数の解釈や見方があるのかを知る。 歴史上の出来事や人物について、世間には誤ったイメージが流布していることに気付く。 歴史というものはイデオロギーや政治的意図によって歪曲されることもあることを認識する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | プレゼンテーション及びその準備状況6割、発言及びその準備状況4割。 発表の水準が十分でない場合にはレポート提出等を追加的に課す。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講者の学習状況(基礎知識の水準、知的志向など)に配慮すると共に、できる限り要望を取り込んでいきたい。 |
教科書 | テキストの候補を以下に挙げておく。下記以外のものを採用したり、追加することもあり得る。 Kaiser Wilhelm Ⅱ. New Interpretations,2005 Vernon Bogdanor, The Monarchy and the Constitution, 1995 伊藤之雄『明治天皇』ミネルヴァ書房 原武史『大正天皇』朝日文庫 古川隆久『大正天皇』吉川弘文館 古川隆久『昭和天皇』中公新書 伊藤之雄『昭和天皇伝』文春文庫 加藤陽子『昭和天皇と戦争の世紀』講談社 茶谷誠一『宮中からみる日本近代史』ちくま新書 宮内庁編『昭和天皇実録』東京書籍 君塚直隆『立憲君主制の現在』新潮社 藤田尚徳『侍従長の回想』講談社学術文庫 |
参考書 | 牧原憲夫『民権と憲法』岩波新書 黒沢文貴『大戦間期の宮中と政治家』みすず書房 茶谷誠一『牧野伸顕』吉川弘文館 茶谷誠一『昭和戦前期の宮中勢力と政治』吉川弘文館 古川隆久『近衛文麿』吉川弘文館 豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』岩波現代文庫 豊下楢彦『昭和天皇の戦後日本』岩波書店 冨永望『象徴天皇制の形成と定着』思文閣出版 冨永望『昭和天皇退位論のゆくえ』吉川弘文館 |
オフィスアワー | |
受講要件 | ①本授業のテーマに知的関心を抱いていること。 ②高等学校における日本史、世界史、政治経済、現代社会等の社会科関係科目に関する総合的知識に不安のある学生は必要な努力を惜しまないこと。 ③予習・復習を必ず行って授業に出席すること。 ④初回の授業に出席すること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 歴史学や社会科学系(政治学、法学、経済学など)の諸科目。 |
その他 |
指定したテキスト等は必ず入手すること。 基礎学力が十分でない受講者には、補助教材やmoodle等を用いて学習を支援することがある。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 君主制、立憲主義 |
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Key Word(s) | monarchy, constitutionalism |
学修内容 | 第1回 本授業の概要および運営方針等についての説明、受講者認定 人数が多数の場合は小レポート・抽選等の手段で選抜するので、受講を希望する者は必ず出席すること。受講認定を受けていない場合、履修登録をしても単位を付与する対象とはならない。 第2回 受講者の学力や関心等にも顧慮しつつ、第3回以降の数回分についてプレゼンテーション(研究報告)の担当者を決定する。 第3回~第15回 指定した文献を題材として担当者がプレゼンテーションを行い、それに基づいて参加者全員で議論する。テーマは立憲君主制である。 |
事前・事後学修の内容 | 1.研究報告の担当者はテーマに関する文献・資料等を入念に調べるなどして、質問や議論に対応できるよう、十分な準備を行うこと。 2.報告の際には必ずレジュメ(報告内容に関する要約)を作成して参加者に配布すること。 3.報告担当者以外の受講者は、必ず予習をした上で議論に参加しなければならない。 |