三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 英米言語構造論特講IV
えいべいげんごこうぞうろんとっこうよん
Seminar on the Structure of English Sentences IV
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HUCLTR4

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 澤田 治(人文学部)

SAWADA Osamu

sawadao@human.mie-u.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 本演習では、極性表現 (polarity sensitive items)の形式、意味、機能について考察する。具体的には、否定極性項目(negative polarity items)、肯定極性項目(positive polarity items), 否定一致表現(negative concord items)、感情表出表現(expressives)等の様々な極性と深くかかわる表現の構造的、意味的特性に焦点を当て、(i) それらはどのような環境で現れ得るのか、(ii) 極性表現の意味的多様性はどのように理論的に分析することができるのか、(iii) 極性表現の語用論的特性、談話レベルでの役割とは何か、(iv)極性表現における言語の個別性と普遍性とは何か、といった問題について、統語論、意味論、語用論の観点から考察する。
学修の目的 極性表現の構造的、意味的特性を詳細に検討し、言語の構造的特性や意味解釈の背後にある法則性・体系性を理解する。
学修の到達目標 具体的な言語現象を言語理論を用いて分析できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席・発表60%、課題40%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。
教科書 参考書は使用しません。プリントを用意します。
参考書
オフィスアワー オフィスアワーの時間帯に関しては初回の授業で決めます。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード negative polarity items, positive polarity items, negative concord, degree words, syntax, semantics, pragmatics, implicatures, expressives, semantics-pragmatics interface
Key Word(s)
学修内容 Week 1: Introduction
Week 2-4: Negative polarity items
Week 5-7: Positive polarity items
Week 8-10: Minimizers and degree words
Week 11-13: Polarity and discourse structure
Week 14-15: Exprssives and polarity sensitivity
Week 15: Presentations
事前・事後学修の内容 毎回リーディングの内容をベースに授業を進めます。あらかじめ予習をして、授業に臨んでください。授業は演習形式で進めますので、積極的に発言、発表(プレゼン)をしてください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。

Copyright (c) Mie University