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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 情報理論
じょうほうりろん
Information Theory
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INAP-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 成枝秀介(工学部情報工学科)

NARIEDA, Shusuke

学修の目的と方法

授業の概要 通信やコンピュータに代表される情報技術やシステムの発展により,生活は便利になり社会の生産性も向上してきている。この情報技術やシステムをささえる重要な基礎的理論が情報理論である。本講義では,さまざまな情報量やエントロピー,情報源の符号化,通信路の符号化について学習する。
学修の目的 情報理論の基本の学習と理解することにより,情報を定量的に取り扱えたり,応用したりする力を身につけることを目的とする。
学修の到達目標 ・各種情報量について理解し,説明することができる。
・符号化の目的,アルゴリズムについて理解し,説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題等(40点),定期試験(60点) の合計100点を10点満点に換算し,6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 情報理論を学ぶ上で必要になる数学的知識は,講義の中で適宜復習していく。また,講義のなかに演習の時間を設け,内容の理解が深められるようにする。
教科書 情報理論のエッセンス(平田廣則,オーム社)
※ 「情報理論のエッセンス(平田廣則,昭晃堂)」と同一内容の書籍です
参考書
オフィスアワー 質問・連絡などは,講義時あるいは講義終了時
受講要件 情報理論を理解するためには,そこに使われる基礎的な数学の知識が必要である。微分・積分,線形代数,確率・統計などについてはあらかじめ復習しておくこと。
予め履修が望ましい科目 基礎線形代数学 I,基礎線形代数学II,確率・統計学
発展科目 関連する科目としては,コンピュータネットワーク,マルティメディア通信,情報通信工学など。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 情報量,通信路,符号化,復号化,確率
Key Word(s) Information Content, Channel, Encoding, Decoding, Probability
学修内容 第1回 イントロダクション
第2回 情報の数量化,確率
第3回 平均情報量(エントロピー)
第4回 種々のエントロピー
第5回 情報源(1)
第6回 情報源(2)
第7回 演習
第8回 情報源符号化
第9回 シャノン・ファノ符号とハフマン符号
第10回 中間試験
第11回 その他の符号化
第12回 通信路のモデル化
第13回 通信路符号化,誤り検出と訂正
第14回 線形符号
第15回 演習
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容

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