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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学研究科(博士後期課程)システム工学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修
授業科目名 建築地域経営学特論
けんちくちいきけいえいがくとくろん
Advanced Management of Facility and Regional Development
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-7

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 加藤 彰一(工学研究科システム工学専攻)

KATO, Akikazu

学修の目的と方法

授業の概要 ファシリティマネジメント(FM)観点から施設や地域の企画・設計・運用管理に関する全体像を解説し、建物性能評価(BPE)について学ぶことを通して総合性を高める。
学修の目的 ファシリティマネジメントに関する専門知識を学び、ファシリティマネジャーや支援業務提供者に必要な技能を習得する。
学修の到達目標 新しい国際資格として注目されているファシリティマネジャーの職能について学び、必要となる高度な知識や技術を習得・発展する。また、ファシリティマネジメント支援業務の提供者として、建築設計者や都市計画コンサルタントを位置付け、この場合に必要となる高度な専門職能について学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 5回のレポート提出およびプレゼンテーションから、分析や考察の内容および効果から評価する。 レポート内容(50%)、プレゼンテーション内容(30%)、授業における参加度(質疑などの発言の量と質)(20%)の合計により判断する。60点以上を合格とする。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 Moodleコースを作成し、資料の提供やコミュニケーションの促進に活用する。
教科書 FM推進連絡協議会編, 総解説ファシリティマネジメント, 日本経済新聞社, 2003
FM推進連絡協議会編, 総解説ファシリティマネジメント・追補版, 日本経済新聞社, 2009
参考書
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:00、場所は教員室。メイル(kato@arch.mie-u.ac.jp)で確認の上、来室されたい。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 建築計画特論、ファシリティマネジメント特論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ファシリティマネジメント 計画課題 生活 設計目標 計画技術
Key Word(s) Facility management, Problems on planning, Target on design, Technology for planning
学修内容 1.ファシリティマネジメント(FM)の考え方
2.情報環境とFM
3.地球環境とFM
4.FMの体系
5.統括マネジメント
6.FMツール論1財務評価
7.FMツール論2品質評価
8.FMツール論3供給評価
9.FMの戦略・計画
10.FMプロジェクト管理
11.運営維持
12.庁舎建築のFM
13.大学キャンパスのFM
14.ヘルスケア施設のFM
15.全体のまとめ
以上は「総解説ファシリティマネジメント」の章構成や学部3年「建築経営工学Ⅱ」の授業内容とほぼ同じものである。ここに示されるFMの基本理論に対して、実践事例を分析することから、FMの発展について考察する。
事前・事後学修の内容 具体的な事例にあたることが重要であり、「総解説 追補版」、日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)が出版する「FM事例集」や「機関誌Current」から好事例を収集して、分析・考察を行い、5つのレポートをまとめる。

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