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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
工学部機械工学科
選択・必修 選択
学科選択
授業科目名 輸送現象論II
ゆそうげんしょうろんに
Transport Phenomena II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ENGY-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 辻本公一(工学研究科機械工学専攻)

TSUJIMOTO, Koichi

学修の目的と方法

授業の概要 非ニュートン流、混相流などの複雑な流れについての基礎を学ぶ。
学修の目的 環境、エネルギ問題について考える場合、関係する様々な流動現象を予測、制御することが求められる。本科目では実用上の関心の高い非ニュートン流体や混相流動現象の基礎から、以下の講義内容に示す多様な流動現象問題について学ぶ。
学修の到達目標 実用のさまざまな流れ現象に対する解析技術、現象のモデリング化のための基礎となる考え方を身に付ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
○機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
○デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
○実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席は必要条件であり、8割以上出席した者に対して単位を与える。
評価は、宿題レポート、試験の総計100点で行うが、受講者の人数も含めた受講状況を判断しながらその配分は決定する。総計点数/10を四捨五入して最終成績とし、最終成績6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 レポート提出を通して受講生の理解状況を判断しながら弾力的に講義スケジュールの調整を行う。
また、授業の進展に対応したレポート課題の提示を行う。
教科書 流体力学 基礎と応用 
社河内敏彦, 辻本公一, 前田太佳夫共著
出版情報: 東京 : 養賢堂, 2008.7
参考書 なし
オフィスアワー 毎週月曜12:00-13:00 第一合同棟辻本教員室
受講要件 輸送現象論Iおよび演習
予め履修が望ましい科目 本科目は機械系専門教育科目のうちエネルギと流れに関する基幹科目の中に設定されている。直接的には「輸送現象論及び演習」の後継として位置付けられているが「流体力学及び演習」が学術的な基盤となっている。したがって特に履修する際の前提条件としてこれら科目の履修,単位取得していることがきわめて望ましい。
発展科目 特にない。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 混相流、非ニュートン流、圧縮性流れ、乱流
Key Word(s) Non-Newtonian fluids, Multiphase flow, Gas-liquid flow, Gas-solid flow, Compressible flow
学修内容 第 1回 非ニュートン流体の流動I
第 2回 非ニュートン流体の流動II
第 3回 非ニュートン流体の流動III
第 4回 気液二相流の流動I
第 5回 気液二相流の流動II
第 6回 気液二相流の流動III
第 7回 固気二相流の流動I
第 8回 固気二相流の流動II
第 9回 固気二相流の流動III
第10回 固液二相流の流動I
第11回 固液二相流の流動II
第12回 圧縮性流れの基礎I
第13回 圧縮性流れの基礎II
第14回 乱流現象の基礎I
第15回 乱流現象の基礎II
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 授業前に関連する書籍、HPを通して授業のキーワードについて調べる。
授業後、授業中に提示する例題について再度解くことを試みること。

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