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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・基礎看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 看護技術論Ⅰ
かんごぎじゅつろんいち
Science and Art in Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
MD-NFUN-1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6, 7, 8, 9時限
演習の内容によっては、5限、9限に行うこともある。
開講場所 看護学科第1講義室と基礎看護実習室

担当教員 〇林智子、福録恵子、井村香積、種田ゆかり(医学系研究科)

学修の目的と方法

授業の概要 看護の対象の日常生活を支える看護実践に共通の基盤となる知識・技術を自らの主体的な学習によって修得し、その過程を通じて看護技術の創造性について理解する。
学修の目的 看護の対象の日常生活を支える看護実践に共通の基盤となる知識・技術を自らの主体的な学習によって修得し、その過程を通じて看護技術の創造性について理解する。
学修の到達目標 1) 看護の対象の生活現象をイメージしながら、それをアセスメントするための知識を修得できる。
2) 演習で実施する看護技術について自己学習を活用して修得レベルまで到達させることができる。
3) 模擬対象に看護技術を実施するなかで、その看護技術の原理や方法の根拠を考えることができる。
4) 模擬対象に実施した自分の看護技術が、対象の安全・安楽と自立への支援を考慮した内容になっているかを評価できる。
5) 臨床状況を想定した模擬患者に対して、学習した知識や技術を応用し、模擬場面に適した看護が実施できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」= 30%、「考える力」= 30%、「生きる力」= 20%、「コミュニケーション力」= 20%

成績評価方法と基準 看護技術論Ⅰの単位取得には、①すべての授業に出席していること、②すべての課題が提出されていること、③すべての実技試験に合格していること、④期末試験が60点以上であることが必要である。成績は総括的評価で行ない、すべての項目を加味して成績をつける。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 シャトルカードを使用する。
教科書 香春知永・齋藤やよい(2018)基礎看護技術(改訂第3版),南江堂.
任和子編集(2017)基礎・臨床看護技術(第2版),医学書院.
参考書
オフィスアワー 月曜日12時~13時
受講要件
予め履修が望ましい科目 人体構造学、人体機能学、基礎看護論
発展科目 看護技術論Ⅱ、看護技術論Ⅲ、基礎看護学実習Ⅰ、基礎看護学実習Ⅱ
※注意:看護技術論Ⅰは基礎看護学実習Ⅱの受講要件となっているため、看護技術論Ⅰの単位を修得していないと基礎看護学実習Ⅱを履修できません。
その他 アクティブラーニングの協同学習(ジグゾー法)を応用して行います。主体的に学ぶ姿勢を求めています。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 看護技術の学び方を知る。
演習グループを確定する。
授業時間内の学修内容 ガイダンス
感染予防(①手洗い)
療養生活の環境調整の講義
キーワード(Key Word(s)) 安全・安楽・自立、自律的・能動的学習
事前学修の内容 テキスト(南江堂)p1~p8、p73~p101を読む。
事後学修の内容 ①手洗いを復習する。
自由記述欄 授業のなかで、演習グループを決めますので、事前に4~5名のメンバーを考えておいてください。
第2回 概要 療養生活の環境調整:ベッドメイキング演習
授業時間内の学修内容 ②ベッドメイキング ③ボディメカニクス演習
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 2冊のテキストを読み、グループで試行錯誤しながらベッドメイキングを行い、ビデオに録画して提出する。
事後学修の内容 演習で実施したメッドメイキングの内容をもとに、メンバー全員が習得できるまで練習する。
自由記述欄
第3回 概要 実技試験と講義
授業時間内の学修内容 ②ベッドメイキングの実技試験と活動と睡眠(講義)
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 活動と睡眠に関する教科書の範囲を読み、事前学習シートの課題を実施する。
事後学修の内容 5つの専門家の教授内容を調べる。
自由記述欄
第4回 概要 活動と睡眠の演習
授業時間内の学修内容 活動と睡眠の専門家会議
キーワード(Key Word(s)) ジグソー法
事前学修の内容 5つの専門家の教授計画書を作成する。
④リネン交換と⑤体位変換、⑥車椅子移乗、⑦車椅子移送、⑧ストレッチャー移送、⑨関節可動域と⑩安楽な体位
事後学修の内容 専門家の教授内容の精錬
自由記述欄
第5回 概要 活動と睡眠の演習
授業時間内の学修内容 専門家学生による教授
キーワード(Key Word(s)) ジグソー法
事前学修の内容 ④~⑩について学習者として事前学習を行う。
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄
第6回 概要 活動と睡眠の演習
授業時間内の学修内容 専門家学生による教授
キーワード(Key Word(s)) ジグソー法
事前学修の内容 ④~⑩について学習者として事前学習を行う。
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄
第7回 概要 清潔(講義)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 テキストの清潔に関するページを読んでくる。
事後学修の内容 清潔の演習の準備
自由記述欄
第8回 概要 清潔(演習)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ⑪清拭、⑫足浴、⑬洗髪、⑭寝衣交換に自己学習をする。
事後学修の内容
自由記述欄
第9回 概要 清潔の演習
授業時間内の学修内容 ⑧清拭、⑨足浴の演習
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 清拭と足浴に関するテキストのページを読み、グループで試行錯誤しながら実施し、ビデオに録画して提出する。
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄
第10回 概要 清拭の実技試験又は課題発表
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事後学修の内容
自由記述欄
第11回 概要 バイタルサインズ(講義)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s)) ⑮体温測定、⑯罨法、⑰脈拍測定、⑱呼吸測定、⑲血圧測定、専門家、ジグソー法
事前学修の内容 バイタルサインズに関するテキストの該当ページを読んでくる。
事後学修の内容 専門家の準備
自由記述欄
第12回 概要 バイタルサインズ(演習)
授業時間内の学修内容 ジグソー法の専門家会議
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 バイタルサインズと罨法のテキストのページを読んでくる。自分が専門家となる技術について、教授計画を考えてくる。
事後学修の内容 専門家としての教授計画を洗練する。
自由記述欄
第13回 概要 バイタルサインズ(演習)
授業時間内の学修内容 ⑮体温測定、⑯罨法、⑰脈拍測定の演習
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ⑮体温測定、⑯罨法、⑰脈拍測定の学習者ワークシート
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄 ファシリテーターとして、附属病院の卒2看護師が参加する。
第14回 概要 バイタルサインズ(演習)
授業時間内の学修内容 ⑮呼吸測定、⑯血圧測定の演習
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ⑮呼吸測定、⑯血圧測定の学習者としてのワークシート
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄 ファシリテーターとして、附属病院の卒2看護師が参加する。
第15回 概要 バイタルサインズの実技試験
授業時間内の学修内容 パフォーマンス課題
キーワード(Key Word(s)) 脳梗塞患者、半身麻痺、構音障害、シャワー浴
事前学修の内容 状況設定をよく読み、課題についてよく考えて実施計画を立て、上手くできるようになるまで練習する。
事後学修の内容 演習で実施した技術について振り返りを行い、学んだことを整理する。
自由記述欄 ファシリテーターとして、附属病院の卒2看護師が参加する。
第16回 概要
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事後学修の内容
自由記述欄

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