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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・基礎看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 医療倫理Ⅰ
いりょうりんり いち
Health care ethics Ⅰ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
MD-NFUN-1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期前半

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 看護学科第1講義室

担当教員 今井奈妙(医学部看護学科)

IMAI Nami

学修の目的と方法

授業の概要 看護実践において欠かすことのできない倫理的視点を身につけ、人の尊厳をまもる看護のあり方について考える。
学修の目的 ケア対象者の尊厳と権利を擁護する看護者の責務について学び、医療における倫理的問題について考えることができる。
学修の到達目標 1.医療および看護において必要とされる倫理的基礎知識を得る。
2.看護倫理学の観点が臨地実習において必要とされることを理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 倫理ノートの作成80%、レポート10%,授業への貢献度10%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 看護倫理学 看護実践における倫理的基盤,松木光子(編),ヌーベルヒロカワ
参考書 看護倫理学入門,石井トク,医歯薬出版株式会社
医の倫理と法 その基礎知識,森岡恭彦,南江堂
看護の倫理学1 石井トク 丸善出版
看護倫理 見ているものが違うから起こること,吉田みつこ,医学書院
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:30 看護学科615号室
※なるべくメールで予約をとってから来るようにしてください。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 関係法規,医療倫理Ⅱ
その他 ※医療倫理Ⅰで学ぶ内容は、基礎実習Ⅰの前に開講される関係法規とリンクしています。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 看護倫理,倫理的基盤,倫理的感性
Key Word(s) Nursing ethics, Ethical foundation,Ethical Sensitivity
学修内容 1.ガイダンス(開講スケジュール・講義と演習の方法・倫理ノート作成等に関する説明)
  倫理学とは何かについて考える
2.生命倫理の概要
3.医療倫理の概要
4.医療倫理に関する映画鑑賞(レポートの提出あり)
5.看護倫理の基本理論・倫理的概念
6.倫理的意思決定モデルの理解(演習問題の提出あり)
7.看護倫理に基づくケアリング
8.看護倫理と法的問題,まとめ
事前・事後学修の内容 事前学習:医療倫理に関する話題に敏感になっておいてください。(マスコミ情報,書籍など)
事後学習:講義で学んだ知識の整理を行っておくこと(倫理ノートに記載する)

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