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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・地域看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 保健医療福祉行政論
ほけんいりょうふくしぎょうせいろん
Health and Welfare Administration
単位数 2 単位
ナンバリングコード
MD-NCOM-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 9, 10時限
開講場所 看護学科棟3階 第1講義室

担当教員 村瀬 博(非常勤講師),小野田 正晴(同),田中 武士(同)

MURASE Hiroshi, ONODA Masaharu, TANAKA Takeshi

学修の目的と方法

授業の概要 国民の生活実態に即して、保健・医療だけでなく、社会保障・社会福祉の理念と制度を体系的に学ぶ。さらに、保健・医療・福祉の法制度の現状と課題についての認識を得るとともに、生活問題把握の視点も修得する。
学修の目的 地域における看護師・保健師としての資質や役割の意義を考える力を得るために、保健・医療・福祉制度についての理論や実際について理解する。さらに、その知識・技術をもとに、地域住民へのサービス、各分野の連携や市民参加のあり方・方法などを考察する。
学修の到達目標 国民の健康が保障されるための保健・医療・福祉の制度の概要を説明できる。
援助対象者に必要な社会資源を考えることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席、レポートの総合評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 藤内修二 他 著:標準保健師講座(2019年版) 別巻1保健医療福祉行政論 第4版, 医学書院, 2017(本書の発行年は2017年ですが、変更箇所が多数あるため、2019年の第3刷を購入してください)
参考書
オフィスアワー 毎週水曜日10:00-12:00, 看護学科棟6階谷村教授室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 地域診断学実習, 地域看護学実習
その他 保健医療福祉行政の現場における現状と課題について理解しやすいように、多くの実例を取り上げ解説する。グループワークを行い、問題点の発見・分析・解決方法について、実践的に学習する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 保健、医療、社会保障、社会福祉
Key Word(s) Health, Medical Care, Social Security, Social Welfare
学修内容 1. 保健医療福祉行政論を学ぶ意義と社会保障制度
2. 生活保護制度とその課題(1)
3. 生活保護制度とその課題(2)
4. 保健・医療保障制度と課題
5. 社会福祉演習(1)
6. 高齢者の介護問題と介護保険
7. 社会福祉演習(2)
8. ケアマネジメントの現状と課題(1)
9. ケアマネジメントの現状と課題(1)
10. 児童福祉・母子福祉と課題
11. 障害者福祉と課題
12. 社会福祉実践とその方法
13. 社会福祉基礎構造改革と社会保障・社会福祉
14. 年金制度とその課題
15. 保健医療福祉行財政の仕組み
事前・事後学修の内容 事前学習は、テキストの該当する部分について目を通しておいてください。事後学習は、講義の中で紹介した文献を読み、理解を深めてください。

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