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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 情報工学実験 I・II | |
じょうほうこうがくじっけん1・2 | ||
Information Engineering Laboratory I & II | ||
単位数 | 各2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-INAP-3
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | ||
開講学期 |
通年 I を前期に,II を後期に開講 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6, 7, 8時限 |
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開講場所 | 情報棟2階 電算演習室 第2合同棟6階 学生演習室 他,各テーマで指定の教室 |
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担当教員 | 各教員 | |
授業の概要 | 講義などで得た知識を実験を通じて検証・体得する.自分で問題を調査・理解・解決する態度を身につけ,報告書としてまとめることを経験する. |
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学修の目的 | 情報工学に関する代表的な技術の実践的な利用法等について理解を深める. |
学修の到達目標 | 与えられた実験テーマを実施することで,自分で問題を調査・理解・決することができ,報告書としてまとめられるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 全ての実験に出席して全テーマの報告書を提出した者だけに単位を与える. 各テーマ担当教員が付けた評点(10点満点)を平均し,四捨五入で6点以上を合格とする. 単位は,前期に「情報工学実験 I 」として2単位,後期に「情報工学実験 II 」として2単位,個別に認定する. |
授業の方法 | 実験 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 授業アンケート等で寄せられた受講者からの意見を反映し,実験内容や実験方法を改善する. |
教科書 | 教科書:テーマごとに指定される指導書やウェブページを使う. |
参考書 | 参考書:多数あり(指導書中に一部記載). |
オフィスアワー | 実験実施時に,各テーマ担当の教員が指示する. |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 本実験の実施には,「論理設計及び演習」,「電子回路」,「計算機ハードウェア」,「 計算機アーキテクチャ I 」,「人工知能 I 及び演習」,「コンパイラ」などを習得していることが望ましい. |
発展科目 | 上級プログラミング演習 III |
その他 | Moodle の「情報工学実験 I・II」のコースに詳細情報を掲載する. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 情報工学,実験,評価,プレゼンテーション,組み込みソフトウェア,マイコン,ロボット,センサ,アクチュエータ,プロセッサ,FPGA,EDA/CAD,ネットワークシミュレーション,TCP輻輳制御,ns-2,待ち行列,スループット,ジッタ,コンパイラ,プログラミング言語 |
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Key Word(s) | information engineering, experimentation, evaluation, presentation, embedded software, micro computer, robot, sensor, actuator, processor, FPGA, EDA/CAD, network simulation, TCP congestion control, ns-2, queue, throughput, jitter, compiler, programming language |
学修内容 | 前期と後期に2テーマずつ,以下の実験を実施する.実施の順序は受講者ごとに異なる. 1.マイコンによるロボット制御(7回) H8マイコンを搭載したライントレースロボットの制御を通して,センサやアクチュエータをコンピュータにより制御する仕組みを学ぶ. 2.計算機のハードウェア(7回) 再構成可能な論理デバイスFPGAを用いて,プロセッサを設計することにより,計算機の仕組みと設計方法の基本を学ぶ.具体的には,PGAの設計を支援するソフトEDA/CADを用いて設計と動作の検証を行う. 3.ネットワークシミュレーション(7回) ネットワークシミュレータns-2を用いて,TCPの輻輳制御とスロースタートプロセスにおける問題,キューにおける待ち行列,スループットとジッタ,回線ノイズなどをシミュレーションすることにより,ネットワークにおける伝送の方法や問題点などを理解する. 4.コンパイラの設計と製作(7回) 簡単なプログラミング言語のコンパイラを試作することにより,コンパイラの作成技術を習得するとともに,プログラミング言語についての理解を深め,プログラミング言語設計の基礎を習得する. 前期の初回には,ガイダンスを実施する. 各テーマの最終週は,まとめの週とする.最終週には実験室で自習し,実験内容の復習,未完の課題や発展的な課題の実施,追加実験,考察,報告書の準備,などにあたる. |
事前・事後学修の内容 | 事前に実験内容を予習して実験手順を把握し,当日に実験を円滑に進めるための準備をしておく(当日に指導書を読んでいては,時間内に実験が終わらない).詳細については,テーマごとの実験ウェブページ等を読む. |