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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 機械工学コース |
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授業科目名 | 基礎微分積分学Ⅰ | |
きそびぶんせきぶんがくいち | ||
Basic Calculus Ⅰ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIMATH1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | ||
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 市原 潔(非常勤講師) | |
ICHIHARA, Kiyoshi |
授業の概要 | 高校で学んだ一変数初等関数の微分積分の計算技法を補強し、より厳密な理論的側面を理解する。 多変数初等関数の微分積分の計算技法の基礎を習得する。 |
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学修の目的 | 機械工学の専門書や論文に現れる、微積分の演算子を含む主要な数式の意味を理解できるようにするために、教科書の練習問題や大学院の入試問題レベルの問題を自力で解けることと、主要な定理の証明や公式の導出を自力でできるようにすることを目的とする。 |
学修の到達目標 | 機械工学コースにおける1年生後期以降の数学のうち、解析的な分野の学習に支障をきたさないようにするために、少なくとも1変数の微積分の基礎的な演算が自力でできるようにすることを目的とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート20%、期末試験80%、計100%。(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 教科書以外に、名古屋工業大学、名古屋大学、東京大学の院試問題等にも取り組み、実践的な問題解法能力を身につけることを目指す。 |
教科書 | 江川博康:弱点克服 大学生の微積分、東京図書 |
参考書 | (最初の授業で示す。) |
オフィスアワー | |
受講要件 | 日本の高校で学ぶ微分積分(数学Ⅲ)を概ね理解しており、三重大学の数学入試問題のうち、微積分に関係する問題を自力で解けるか、解けない場合でも模範解答を見て理解できるレベルであることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 高校で微積分を履修してこなかった者は、数学Ⅲの参考書等を入手して、自習しておくこと。 |
発展科目 | 基礎微分積分学Ⅱ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 微分、積分、実数、逆関数、逆三角関数、極限、数列、Taylor展開、de L'Hospitalの法則、極大、極小、最大、最小、陰関数 |
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Key Word(s) | derivatives,integrals,real numbers,inverse functions,trigonometric inverse functions,limits,series,Taylor expansions,de L'Hospital's rule,local ,maxima,local minima,maxima,minima,implicit functions |
学修内容 | 第1回 極限 第2回 三角関数、逆三角関数、指数関数、対数関数の微分法 第3回 テーラー展開、マクローリン展開 第4回 置換積分、部分積分、広義積分 第5回 面積、媒介変数、極座標 第6回 回転体の体積 第7回 偏導関数 第8回 多変数関数の極値問題 第9回 陰関数、多変数関数の条件付き極値問題 第10回 二重積分の基礎 第11回 二重積分の応用 第12回 他大学編入学試験、院試に現れる微積分問題(1) 第13回 他大学編入学試験、院試に現れる微積分問題(2) 第14回 他大学編入学試験、院試に現れる微積分問題(3) 第15回 総復習と補足 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | あらかじめ教科書に記載の問題を自力で解くことを試みて欲しい。 自力で解けなかった問題は、解答を読んで理解することに努めて欲しい。解答を読んで理解できなかった部分は、授業を良く聞いて、必要に応じて教員に質問等をして、解決して欲しい。 最初の授業等で第12~15回で取り上げる大学院入試問題等のプリントを配布するので、これもできるだけ自力で解くことを試みて欲しい。 |