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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築生産
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 構造材料実験法
こうぞうざいりょうじっけんほう
Structural Materials Laboratory
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
実験は班ごとに分かれて交代で行う。詳細な予定は授業冒頭で資料を配付する。
開講場所 講義および演習は21番教室、実験は構造材料実験室および建築棟周辺の敷地。

担当教員 畑中 重光, 花里 利一,〇川口 淳, 田端千夏子(工学部建築学科), 山本 貴正(非常勤講師)

HATANAKA,Shigemitsu HANAZATO,Toshikazu 〇KAWAGUCHI,Jun TABATA,Chikako YAMAMOTO,Takamasa

学修の目的と方法

授業の概要 建築分野における主要構造材料であるコンクリート、鋼材および木材に関する知識を講義および実験を通して修得する。
H形鋼材の曲げ試験では、弾性力学の基礎を復習する。
コンクリートの強度試験では、学生自らがコンクリートの調合設計・打込みを行い、作成した供試体を用いて強度試験を行う。
鉄筋コンクリート梁の曲げ試験では、梁部材の制作および曲げ実験を通して、鉄筋コンクリート部材の曲げ理論の確認と、その破壊挙動を理解する。
木材については要素試験によりその基礎的な材料特性を把握する。
学修の目的 実際の建築構造材料を用いた実験により、講義で学習した各種の特性および理論を実際に確認し、また、知識を定着することを目的とする。
学修の到達目標 鉄、コンクリートおよび木の基礎的な材料特性を説明できる。
コンクリートの作成方法を説明できる。
H型鋼および鉄筋コンクリート梁の曲げ変形挙動を説明できる。
行った実験の内容および結果を整理し報告書として取りまとめることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートによって10段階評価し、6点以上を合格とする。レポートは、全て提出することを条件とする。
授業の方法 講義 実験

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 実験の授業に先立ち、構造材料実験室における安全教育を行う。
少人数の班に分けて実験を実施することで、主体的に実験に参加することができるようにする。
実験後に演習問題を解かせる時間を設け、実験内容を復習させる。
教科書 特に指定しない
参考書 やさしい構造材料実験(谷川恭雄、畑中重光、三島直生 他、森北出版)
オフィスアワー 全教員とも、授業時間内。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 建築力学I、建築構造材料
発展科目 鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、木質構造
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード コンクリート、鉄筋、木材、鉄筋コンクリート、H型鋼、圧縮試験、引張試験、曲げ試験、調合設計
Key Word(s) concrete, steel bar, wood, reinforced concrete, H-shaped steel, tensile test, bending test, mix proportion design
学修内容 第1回(川口) ①講義:ガイダンス・安全教育
        ②講義:鋼材の性質と曲げ理論
        ③講義・演習:実験準備(計測と準備計算)
第2回(川口) 実験:H形鋼の曲げ試験とデータ整理
第3回(川口) 演習:レポート作成と提出
第4回 ①講義:木材の性質と試験準備(田端)
        ②講義:鉄筋の性質と試験準備(花里)
第5回(花里)①実験:鉄筋の引張試験
        ②演習:データ整理
第6回(田端) ①実験:木材の圧縮試験
        ②演習データ整理
第7回(田端) ①演習:レポート作成と提出
        ②確認試験
第8回(畑中) ①講義:ガイダンス
        ②講義:コンクリートの調合
        ③講義:コンクリートの試験
第9回(畑中) 実験:コンクリートの調合と打設
第10回(畑中) 実験:脱型,ゲージ貼付およびRC梁鉄筋組立
第11回(畑中) 実験:コンクリートの高度試験およびRC梁打設
第12回(畑中) 講義:RC梁の曲げ試験
第13回(畑中) 実験:RC梁の脱型とゲージ貼付
第14回(畑中) 実験:RCの曲げ試験1
第15回(畑中) 実験:RCの曲げ試験2
事前・事後学修の内容 実験前に実験内容を資料に基づき予習しておく。
実験後にレポートを作成し、提出する。

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