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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)情報工学専攻 | |
領域 | 主領域 : C | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 計算モデル特論 | |
けいさんもでるとくろん | ||
Computation Models | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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開講場所 | 工学部指定教室 | |
担当教員 | 山田俊行(工学研究科情報工学専攻) | |
YAMADA, Toshiyuki |
授業の概要 | 計算の本質について理解することが,本講義の目的である.異なる計算モデル(手続き型プログラム,帰納関数,チューリング機械,等)を通して,複数の視点から計算の原理を理解する. |
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学習の目的 | |
学習の到達目標 | 各種の計算モデルの計算能力の等価性を議論できるようになる.具体的な問題の計算可能性を判定できるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | なし(資料を配布) |
参考書 | 『コンピュータと数学』,高橋正子 著,朝倉書店,2016 |
成績評価方法と基準 | 中間報告4割,期末試験6割 |
オフィスアワー | 水曜日7〜8時限 (14:40-16:10),情報棟5階 山田講師室 |
受講要件 | 論理(論理式,証明法)と集合論(集合,関係,順序,写像)に習熟していること. |
予め履修が望ましい科目 | 離散数学と数理論理学 (情報工学科で開講) |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 報告書等に講義への意見も書いてもらい,講義の進め方を改善する.ウェブを活用して演習の情報や資料を見られるようにする.Moodleで成績等を通知できるようにする. |
その他 |
授業のホームページ(メールによる連絡先等も掲載) http://www.cs.info.mie-u.ac.jp/~toshi/lectures/compmodel/ |
キーワード | 手続き型プログラム,帰納関数,チューリング機械,計算可能性,決定可能性 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | ●第1回 計算モデル入門,手続き型プログラム 1 計算モデル入門(授業内容,計算モデル,関数の分類) 流れ図プログラム(流れ図プログラムとは,プログラムが表す関数) ●第2回 手続き型プログラム 2 構造化プログラム(構造化プログラムとは,流れ図プログラムとの相互変換) ●第3回 原始帰納関数 1 原始帰納関数(原始帰納関数とは,拡張された構成法,原始帰納関数による四則) ●第4回 原始帰納関数 2 原始帰納述語(原始帰納述語とは,限定最小化) ●第5回 原始帰納関数 3 原始帰納関数の計算能力(流れ図プログラムへの変換,原始帰納関数の特徴,原始帰納的でない関数の存在) ●第6回 帰納関数 1 帰納関数(帰納関数とは,流れ図プログラムへの変換の概要) ●第7回 帰納関数 2 帰納関数の計算能力(固定長数列の符号化と復号,流れ図プログラムへの変換の証明) ●第8回 チューリング機械 1 帰納関数の計算能力(流れ図プログラムへの変換の例,手続きモデルと関数モデルの計算能力の比較) チューリング機械(チューリング機械とは,チューリング機械が計算する関数) ●第9回 チューリング機械 2 チューリング機械の計算能力(帰納関数への変換の概要,可変長数列の符号化と復号) 計算可能性(チャーチ・チューリングの提唱) ●第10回 計算不能関数 1 万能関数(プログラムの符号化,万能関数とは) ●第11回 計算不能関数 2 計算不能関数(対角線論法,帰納的述語,停止性判定問題の決定不能性) ●第12回 計算不能関数 3 計算不能関数(全域性判定問題の決定不能性,非帰納的関数の例,Rice の定理) ●第13回 計算不能関数 4 計算不能関数(Rice の定理の応用,Rice の定理の証明) ●第14回 決定可能集合と枚挙可能集合 1 計算不能関数(Rice の定理の証明,決定不能問題の例) ●第15回 決定可能集合と枚挙可能集合 2 枚挙可能集合(決定可能集合とは,枚挙可能集合とは,枚挙可能集合と枚挙不能集合の例) |
事前・事後学修の内容 | 授業前に配布資料や参考書を読み,疑問点を整理しておく.講義で指定された演習問題を解き,理解度を確認する. |
ナンバリングコード(試行) |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら