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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目
領域
創成工学
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 高品質組込みシステム特論
こうひんしつくみこみしすてむとくろん
High Quality Embedded System
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所 工学部12番教室

担当教員 鶴岡信治(工学研究科電気電子工学専攻)

TSURUOKA Shinji

学習の目的と方法

授業の概要 組込みシステム(SoC,システムLSI)の具体的な設計事例を使用して、自己学習とグループ学習により事例に使用されている電気電子工学の種々の手法を深く理解し、高信頼のものづくりを実現するための設計思想を創造する能力を育成する。PBL(自己学習とグループ討論、発表会)により理解を深める。
学習の目的 組込みシステムの概要・設計方法・利用方法を理解し、組込みシステムの国家試験(エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)の問題を理解する。
学習の到達目標 (1)組込みシステムの概要を理解し、組込みシステムの開発能力を育成する。
(2)多面的に視点から組込みシステムの設計事例を深く理解する習慣を身につける。
(3)自分の意見をまとめて書面にまとめ、他人に説明し、グループ討論する能力を育成する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習 実習

授業の特徴 PBL Moodle

教科書 Moodleのプリント
参考書 図解入門よくわかる最新組み込みシステムの基本と仕組み(藤広哲也、(株)秀和システム)
成績評価方法と基準 レポート60%、グループ発表40%
オフィスアワー 以下のメールで予約して下さい。
tsuruoka(At)mie-u.ac.jp
(At)は@に修正してください。
受講要件 電気電子工学、情報工学の基礎知識とその応用分野の一部を身につけていること
予め履修が望ましい科目 学部(電気電子工学科):情報数学と論理回路,プログラミング演習,プログラミング言語,アルゴリズムとデータ構造,電気回路,電子回路,情報通信工学,計算機工学、電気電子設計(ディジタルシステム設計、ソフトウェア設計)、プレゼンテーション技法、技術者倫理など
発展科目 特別研究
授業改善への工夫 学生が自ら学習する能力を高めるために、調査・学習レポートを重視し、コミュニケーション能力を育成するために、グループ学習を取り入れ、グループでの発表を取り入れている。また発表を評価する能力を育成するために学生が相互に成績評価(グループ間評価、グループ内評価)を行い、最終評価に学生の評価値を取り入れている。
その他 英語対応授業である。
英語による授業

授業計画

キーワード 組込みシステム、マイクロプロセッサ、半導体設計、システム設計、ハードウェア設計、システムLSI(SoC)、ディジタル電子回路、携帯電話、カーエレクトロニクス(車載LAN、カーナビ)、デジタル家電(デジカメ、DVD)、
Key Word(s) Embedded system, Microprocessor, Semiconductor design, System design, Hardware design, System LSI (SoC), Digital electronic circuit, Mobile phone, Car electronics (On-vehicle LAN, Automobile navigation system), Digital home electric appliances (Digital camera, DVD)
学習内容 第1回 なぜ組込みシステムが電子機器(デジタル家電、自動車、ロボット)に使用されているのか?、組込みシステムとは何か
第2回 組込みシステムのハードウェアの基礎
第3回 組込みシステムの設計方法(ハードとソフト)
第4回 エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)の解説
第5回 組込みシステムのソフトウェア設計(仕様書の設計)
第6回 組込みシステムのソフトウェア設計(プログラム設計)
第7回 組込みシステムの基本問題1(国家試験の要素問題)
第8回 組込みシステムの基本問題2(国家試験の要素問題)
第9回 組込みシステムの基本問題3(国家試験の要素問題)
第10回 組込みシステムの事例学習1(レーザー加工機)
第11回 組込みシステムの事例学習2(ガソリンエンジン制御)
第12回 組込みシステムの事例学習3(自動販売機)
第13回 組込みシステムの事例学習4(電気自動車)
第14回 グループ発表1回目
第15回 グループ発表2回目 
事前・事後学修の内容 三重大学のeラーニングシステムMoodleでその都度指示する。
ナンバリングコード(試行) EN-ECOM-5

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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