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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 マクロ経済学
まくろけいざいがく
Macroeconomics
単位数 4 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8, 9, 10時限
開講場所

担当教員 鶴田 利恵

Rie Tsuruta

学習の目的と方法

授業の概要 国レベルでのモノやサービス、貨幣の需要と供給に関する「マクロ経済理論」について講義します。まず、国内総生産(GDP)の概念から始め、家計や企業、政府といった経済主体の行動について整理した上で、財・サービス市場でGDPがどのように決定されるのかを見ていきます。さらに、貨幣(金融)市場で金利が決定されるメカニズを解説します。その上で財政政策や金融政策によってGDPや金利がどのように変化するのかを講義していきます。最後に財・サービス市場と金融市場を同時に分析するIS-LMモデルや物価が変動した場合のマクロ経済理論について解説します。
学習の目的 財市場でGDPがどのように決定され、貨幣市場で金利がどのように決定されるのかを理解すること。さらに、財政政策や金融政策の内容やその効果を理解を理解すること。
学習の到達目標 「現実の経済において有効な経済政策は何か」を自分自身で考える力を身につけること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 家森信善著『基礎からわかるマクロ経済学』第4版(中央経済社)
参考書 伊藤元重著『マクロ経済学』日本評論社
浅子和美、加納 悟、倉澤資成著『マクロ経済学』新世社
成績評価方法と基準 前半(講義中)、後半(試験期間中)の2回筆記試験を行い合計した点数で評価します。試験を行う際には事前に講義中に連絡します。
オフィスアワー 質問等はtsuruta@yokkchi-u.ac.jpにメールで問い合わせてください。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 受講生からの質問、受講生との対話、練習問題の解答状況などを見ながら改善していく。
その他

授業計画

キーワード マクロ経済理論、財・サービス市場、国内総生産、消費、投資、政府支出、貨幣(金融)市場金利、財政政策、金融政策、IS-LM分析、物価変動
Key Word(s)
学習内容 第1講  ガイダンス
第2講  マクロ経済学とは?
第3講  マクロ経済学と日本経済
第4講  GDPの概念
第5講  GDP統計の実際と三面等価
第6講  家計の行動〜消費関数
第7講  消費と貯蓄
第8講  企業の行動〜投資の概念
第9講  投資の決定要因と投資関数
第10講 政府財政の状況と財政の役割
第11講 古典派経済学とケインズ経済学
第12講 財・サービス市場におけるGDPの決定〜45度線分析
第13講 財政政策による完全雇用の達成と乗数効果
第14講 練習問題の解説
第15講 前半部分の試験
第16講 貨幣の役割と定義
第17講 貨幣創造のメカニズム
第18講 貨幣需要の理論
第19講 金融政策の政策手段と貨幣(金融)市場における金利の決定
第20講 財・サービス市場と金市場の相互関係
第21講 財市場の均衡〜IS曲線の導出と性質
第22講 貨幣(金融)市場の均衡〜LM曲線の導出と性質
第23講 IS-LMモデル〜財政政策と金融政策の効果
第24講 経済構造と経済政策の効果
第25講 物価の分析〜長期モデル
第26講 総需要曲線と総供給曲線
第27講 財政政策と金融政策の物価への影響
第28講 総供給曲線の変化
第29講 練習問題の解説
第30講 講義のまとめ
事前・事後学修の内容 予習、復習を心がけ、現実の経済に対して常に問題意識を持つこと。
ナンバリングコード(試行) HU-ECON-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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