シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2018 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部分子素材工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
|
選択・必修 | 必修 |
|
授業科目名 | 物理化学演習B | |
ぶつりかがくえんしゅうびー | ||
Exercises in Physical Chemistry B | ||
単位数 | 1 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
|
開講場所 | 工学部28番教室 | |
担当教員 | 小塩 明(工学部分子素材工学科) | |
KOSHIO, Akira |
授業の概要 | 専門必修科目である「物理化学B」に関する演習を行い、講義内容を確実に理解する。 毎回提示する演習問題を、受講生自らが解答ノートへ解く。演習問題の解説を次の時間行う。 化学(科学)の諸現象の本質を捉える力を養うため、演習問題を通して、初等量子化学のトレーニングを行う。 |
---|---|
学習の目的 | 多くの演習問題を自らの力で解くことによって、専門必修科目である「物理化学B」の講義内容の理解を深めると同時に、いずれ多くの学生がたずさわることになるであろう、分光学的手法を用いる機器分析の基本原理との関連性について理解する。将来、未知の実験結果等に出会ったとき根本原理に立ち戻って、見誤ることなく本質を見抜くことができるような知識を得る。 |
学習の到達目標 | 原子や分子の構造や物性、化学(科学)の諸現象について知り、それらを量子化学的に説明できるようになることを目的とする。特に様々な光(電磁波)と電子の特性について理解し、量子論的な考え方ができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 初等量子化学(大岩正芳著、化学同人) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 解答ノートの提出が単位認定に必須 原則として、出席30%、試験70%(中間試験30%、最終試験40%の場合あり)、計100%(60%以上で合格) |
オフィスアワー | 小塩 明:毎週火曜日12:00~13:00、総合研究棟Ⅰ 216B室(この時間以外でも対応しますので、遠慮なく居室まで来てください。ただし、事前にメールなどで確認すること。電子メール:koshio@chem.mie-u.ac.jp) |
受講要件 | 物理化学Bを履修すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 物理化学B |
発展科目 | 材料物理化学 |
授業改善への工夫 | 演習問題の解答状況、理解度を勘案しながら演習を行う。その他、授業評価アンケートに基づき改善する。 |
その他 | 演習問題の掲示と授業の予習・復習などのためにMoodleを活用します。 |
キーワード | 量子論、波動方程式、シュレーディンガー方程式、調和振動子、剛体回転子、分光学 |
---|---|
Key Word(s) | Quantum theory, Wave equation, Schrodinger equation, Harmonic oscillator, Rigid rotator, Spectroscopy |
学習内容 | 第1回~第15回 1. 量子論の基礎と物質波 2. 古典的波動方程式 3. シュレーディンガー方程式と箱の中の粒子 4. 調和振動子と剛体回転子 5. 量子論の仮定と一般原理、演算子 6. 水素原子 7. 近似的方法(摂動法、変分法) 8. 多電子原子 以上の内容を講義の進捗状況を考慮しつつ、また講義内容を補うような形で演習を進める。 第8回前後で中間試験を行う場合がある。 |
事前・事後学修の内容 | 毎回、演習問題をMoodleに掲示するので、それを自らの力で解く(解く努力をする)。最後に解答ノートの提出を求める。 少なくとも1回は教科書を熟読しておくこと。復習は、解き終わった(解けなかった)問題を解答例を参考によく吟味し、もう一度独力で問題を解く。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-PHCH-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら