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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 社会構造論特講 | |
しゃかいこうぞうろんとっこう | ||
Social Structure | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 永谷 健(人文学部) | |
NAGATANI, Ken |
授業の概要 | 「格差社会」の進展やそれにかかわる現代日本の諸問題を考察するには、日本の産業社会の成り立ちやその特質を理解することが重要である。この授業では、とくに経済エリート(富裕な企業経営者や資産家など)に関わるいくつかの社会学的なトピックを検討することを通じて、産業社会および「格差社会」の多角的な理解を目指す。講義・解説に受講者の報告も交えた授業形式を予定している。 |
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学習の目的 | 産業化や工業化を推進してきたこれまでの企業家やトップマネジメントと呼ばれる人たちは、そもそもどのような野心や関心を内面に抱いた人々なのか。また、近現代の社会のなかで、彼らはどのようなポジションを占め、どのような影響力を持ちえるのか。事業経営以外の分野(たとえば文化)と彼らのかかわりは、どのようなものか。彼らはどのような文化を築き上げようとするのか。様々な社会・経済的事実を参照しながら、これらの点について考察する。 |
学習の到達目標 | 産業社会・格差社会に関するいくつかの基本的なトピックについて理解を深める。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 授業の中で指示する。 |
参考書 | 授業の中で指示する。 |
成績評価方法と基準 | レポート50%、発表50%、計100%。 |
オフィスアワー | 水曜日12:00~13:00 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 社会構造論演習 |
授業改善への工夫 | 授業内で提示する課題は、受講者の学問的関心に配慮する。また、ビジュアル資料を活用する。 |
その他 |
キーワード | 産業社会、格差社会、経済エリート |
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Key Word(s) | industrial society, economic disparity, economic elite |
学習内容 | 第1回 ガイダンス 第2回 近代社会における実業家・経営者の輩出(心理学的説明) 第3回 近代社会における実業家・経営者の輩出(社会学的説明) 第4回 冒険的実業家の時代から専門経営者の時代へ1 第5回 冒険的実業家の時代から専門経営者の時代へ2 第6回 中間まとめ 第7回 経営者支配の理論 第8回 新しい経済エリート論1 第9回 新しい経済エリート論2 第10回~第12回 研究報告 第13回~第14回 研究報告 第15回 総括 |
事前・事後学修の内容 | 受講者は社会学に関する知識を持っていることが望ましい。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら