シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
| 開講年度 | 2018 年度 | |
|---|---|---|
| 開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域 | |
| 受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
| 選択・必修 | 選択 |
|
| 授業科目名 | 英米文学特論演習 II | |
| えいべいぶんがくとくろんえんしゅう II | ||
| Seminar on English and American Literature II | ||
| 単位数 | 1 単位 | |
| 他学部・他研究科からの受講 |
自研究科の学生の受講可 |
|
| 市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
| 開講学期 |
後期 |
|
| 開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
|
| 開講場所 | 英語科資料室・大学院演習室(教育学部専門1号館3階) | |
| 担当教員 | 宮地信弘(教育学部英語教育講座) | |
| Nobuhiro Miyachi | ||
| 授業の概要 | 英国ゴシック小説(恐怖小説)の発展形を考える。 英国ゴシック小説から発展した構造を持つ探偵小説を扱う。特にArhtur Conan Doyleのシャーロック・ホームズ・サーガに焦点を当て、ゴシック小説と探偵小説の構造の特質を類似性について考察していく。 |
|---|---|
| 学習の目的 | (1)英国ゴシック小説の特質と伝統について知識を得る。 (2)シャーロック・ホームズ・サーガについて経験的に知識を得る。 (3)文学テクスト読解の技術を深める。 (4)文学テクストの分析的批評態度及び分析方法を修得する。 |
| 学習の到達目標 | (1)ゴシック小説と探偵小説の構造的類似性についての基礎知識を得る (2)探偵小説シャーロック・ホームズ・サーガの読解ができるようになる。 (3)文学テクストをとらえる分析的批評態度を身につける。 (4)文学テクストの分析方法を学ぶ。 |
| ディプロマ・ポリシー |
|
| 授業の方法 | 演習 |
| 授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
| 教科書 | Arthur Conan Doyle, The Adventures of Sherlock Holmes (Oxford World's Classics) |
| 参考書 | 最初の授業で紹介する。 |
| 成績評価方法と基準 | 毎回の内容要約と分析の発表:30% 期末英文レポート:70% |
| オフィスアワー | 水曜日3-4限(10:30-12:00)、宮地研究室 miyachi@edu.mie-u.ac.jp |
| 受講要件 | |
| 予め履修が望ましい科目 | 英米文学特論 II |
| 発展科目 | |
| 授業改善への工夫 | 受講生の学力等を考慮して、必要な場合には受講生に適した授業形態に変えることを検討する。 |
| その他 |
・一定以上の英語読解力が求められます。 ・大学院生にふさわしい誠実かつ主体的な学習姿勢を期待します。 ・インターネットへの安易な依存を禁止します。 |
| キーワード | 精読、ゴシック、推理学、分析的読解 |
|---|---|
| Key Word(s) | close reading, Gothic, science of deduction, analytical reading |
| 学習内容 | 第1回:ガイダンス:英国ゴシック小説の特質と探偵小説の関連性 第2回:作者及びシャーロック・ホームズ・シリーズの特質全般について 第3回:A Scandal of Bohemia 読解と分析 第4回:A Case of Identity 読解と分析 第5回:The Red-Headed League 読解と分析 第6回:The Boscombe Valley Mystery 読解と分析 第7回:The Five Orange Pips 読解と分析 第8回:The Man with the Twisted Lip 読解と分析 第9回:The Blue Carbuncle 読解と分析 第10回:The Speckled Band 読解と分析 第11回:The Engineer's Thumb 読解と分析 第12回:The Noble Bachelor 読解と分析 第13回:The Beryl Coronet 読解と分析 第14回:The Copper Beeches 読解と分析 第15回:The Adventures of Sherlock Holmesにおけるホームズ像について 学期中に数回のレポートを課します。 途中にレポートの内容および表現等を吟味する回が入ります。 受講生の能力等に応じて、授業形態や進行速度を調整することがあります。 |
| 事前・事後学修の内容 | ・受講者は自分の力で作品(英語原文)を読んでくることが求められます。 ・一定程度の英語力が求められます。 ・担当者には毎回作品読解とテクスト分析をしてもらいます。 |
| ナンバリングコード(試行) | ED-ELIT-4 |
|---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら