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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 工学部物理工学科 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 電気回路論Ⅰ | |
でんきかいろろんいち | ||
Electric Circuit Theory Ⅰ | ||
単位数 | 4 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4, 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 竹尾 隆(工学部物理工学科) | |
TAKEO, Takashi |
授業の概要 | 電気回路論は電気電子工学の基本的な科目であり,電気回路の十分な知識なしに電気電子工学のどのような応用分野も理解不可能である.この講義は電気回路を学習する一連の科目の中で最初のものであり,電気回路論の最も基礎的な事項を学習する. |
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学習の目的 | 学生に直流および交流電気回路の基本的な動作、機能について説明し、電気回路の解析技術を習得させる. |
学習の到達目標 | 電気回路の基礎知識は,電気電子工学を学ぶものにとっては常識として求められるものである.常識として身に付けるためには”受け身の勉強”では不十分であり,”自ら学ぶ”姿勢が必要である.このため,授業の後半を演習にあてる.また,必要に応じて復習用のレポート課題を課す. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 教科書:電気回路の基礎 第2版(西巻正郎編著,森北出版) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 演習とレポートの合計点数,試験(中間,期末)の点数,出席状況を総合して判定する. |
オフィスアワー | Eメールなどで随時質問を受け付ける. |
受講要件 | 特にないが,高校で複素数について学んでいることを前提とする. |
予め履修が望ましい科目 | 「基礎線形代数学Ⅰ」で連立一次方程式の解法を学んでいることが望ましい. |
発展科目 | 電気回路論Ⅱ |
授業改善への工夫 | 演習,レポートの出来具合から理解度を判定し,理解が不十分な点については補足説明する. |
その他 | この講義は毎週2回ずつ,合計30回行う. |
キーワード | 電気回路,直流,交流,電圧,電流,電力,インピーダンス,変圧器,共振回路 |
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Key Word(s) | Electric circuit, DC, AC, Voltage, Current, Power, Impedance, Transformer, Resonant circuit |
学習内容 | 第1週 電気回路と基礎電気量,回路要素の基本的性質 第2週 直流回路の基本,直流回路網 第3週 直流回路網の基本定理,直流回路網の諸定理 第4週 交流回路計算の基本,正弦波交流 第5週 正弦波交流のフェーザ表示と複素数表示,回路要素の性質 第6週 回路要素の直列接続と並列接続 第7週 2端子回路の直列接続と並列接続 第8週 問題演習,中間試験 第9週 交流の電力,交流回路網の解析 第10週 交流回路網の諸定理,電磁誘導結合回路 第11週 変圧器結合回路,交流回路の周波数特性 第12週 直列共振,並列共振 第13週 対称3相交流回路 第14週 非正弦波交流 第15週 問題演習 第16週 問題演習,定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 予習:授業部分の教科書を読み,わかりにくい点をチェックしておくこと. 復習:授業の内容に関する問題がレポートとして課されるので,必ず”自分の頭で考えて”解答すること. |
ナンバリングコード(試行) | EN-ELEC-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら