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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・音楽 | |
科目名 | 作曲法 | |
さっきょくほう | ||
Composition | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 ~68 期生 中学校(音楽)の免許を取得するものは可能な限り履修することが望ましい。 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 作曲法2 | |
さっきょくほうに | ||
Composition2 | ||
単位数 | 1 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | 教育学部音楽棟2階 合唱室 | |
担当教員 | 森川 孝太朗(教育学部音楽教育コース) | |
Kotaro MORIKAWA |
授業の概要 | 本授業は以下の手順で展開する。 1.作曲法1の授業で学んだ知識及び技能を活用・応用し、ソナタ形式やフーガなど比較的大きな規模の機能和声に基づく調性音楽作品がどのように組み立てられているか楽曲分析する。 2.獲得した楽曲分析の能力を活かし、与えられた動機により、主にソナタ形式などの楽曲を創作する。 3.調性音楽の飽和と崩壊、その後の音楽の一部を概観することにより、西洋音楽の作曲語法の大まかな変遷を学び、音楽教材の可能性についての考察を試みる。 |
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学習の目的 | 大きな規模の音楽作品の分析方法を学びそれを活用・応用することにより、音楽作品を構成する能力を向上させる。 与えられた条件下で作曲することにより、その音楽が持つ可能性をくみ取り展開させていく力を身につける。 調性によらない音楽について学ぶことにより、音楽教材の可能性について考察する力を養う。 |
学習の到達目標 | 機能和声に基づく大規模な楽曲を読み解く能力を得る。 機能和声に基づく大規模な楽曲を創作する力を身につける。 調性によらない音楽の歴史や知識を獲得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 実技 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | J.S.バッハ 「平均律クラヴィーア曲集第1巻」 L.v.ベートーヴェン 「ピアノソナタ全集」 いずれも楽譜の出版社は問わない。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 毎授業の口頭発表(40%)、提出作曲作品(60%)、計100%(合計が60%以上で合格) 出席数が2/3に満たないものは不合格とする。 |
オフィスアワー | 毎週水曜日10:30~12:30 場所:作曲・音楽理論研究室 |
受講要件 | 作曲法1を履修済みであること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 授業時間内に作曲する時間を設け、作品にコメントする機会を増やす。 |
その他 |
講義初日は楽譜を持参しなくてもよい。 五線紙は各自が用意すること。 |
キーワード | 作曲 |
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Key Word(s) | composition |
学習内容 | 1.ガイダンス 2.古典派ソナタ形式について 3.ソナチネ(M.クレメンティ)を楽曲分析する 4.長調によるソナタ(L.v.ベートーヴェン)を楽曲分析する① 5.長調によるソナタ(L.v.ベートーヴェン)を楽曲分析する② 6.短調によるソナタ(L.v.ベートーヴェン)を楽曲分析する① 7.短調によるソナタ(L.v.ベートーヴェン)を楽曲分析する② 8.比較的大きな規模のソナタ(L.v.ベートーヴェン)を楽曲分析する 9.与えられた動機によりソナタ形式による楽曲を作曲する① 10.与えられた動機によりソナタ形式による楽曲を作曲する② 11.与えられた動機によりソナタ形式による楽曲を作曲する③ 12.フーガ(J.S.バッハ)を楽曲分析する 13.ロマン派の歌曲を楽曲分析する 14.フランス印象主義の音楽とドイツ表現主義の音楽について 15.まとめ |
事前・事後学修の内容 | 事前学修にあたっては、授業で扱う楽曲の譜読みをしておくこと。 事後学修にあたっては、授業で扱った楽曲と同じ作曲家による同時期の楽曲や同時代に活躍した作曲家による楽曲等を参照すること。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-COMP-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら