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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)物理工学専攻 | |
領域 | 主領域 : F | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 磁気記録工学特論 | |
じききろくこうがくとくろん | ||
Advanced Magnetic Recording Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | 第2合同棟3階6301室 | |
担当教員 | 小林 正(工学研究科物理工学専攻) | |
KOBAYASHI, Tadashi |
授業の概要 | 磁気記録の位置づけと,記録再生原理を電磁気学,固体物理学,電気電子回路などの復習を交えて講義します.また,磁気記録の歴史も紹介します. |
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学習の目的 | 磁気記録の原理,歴史,現在の問題点を理解し,今後どのような方向に発展すべきかを理解できるようになります. |
学習の到達目標 | 磁気記録という実際の製品を通して,電磁気学(ガウスの法則,アンペールの法則,電磁誘導の法則など),固体物理学(分子場近似など),電気電子回路などを理解できるようになります. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価方法と基準 | 授業中の質疑応答 50%,レポート 50%,計 100%(合計が60%以上で合格) 積極的に議論に参加してください. |
オフィスアワー | 随時,場所 第2合同棟(物理工学科棟)3階6304室.電子メールによる質問も可能です.E-mail: kobayasi(アットマーク)phen.mie-u.ac.jp |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | なし |
授業改善への工夫 | 授業の中で演習を行い,演習を通して理解していただきます. また,発明の疑似体験もしてもらいます.発明とは何かを理解してください. |
その他 |
英語対応授業である。 |
キーワード | 磁気記録,熱アシスト磁気記録,磁気記録媒体,磁気ヘッド |
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Key Word(s) | magnetic recording, heat assisted magnetic recording, magnetic recording media, magnetic head |
学習内容 | 第1回 情報のエコロジーと磁気記録 第2回 ハードディスクの種類とインターフェース 第3回 ハードディスクのバックアップ 第4回 磁力線と磁束線 第5回 磁気記録の記録再生原理とマクスウェルの方程式 (1) 第6回 磁気記録の記録再生原理とマクスウェルの方程式 (2) 第7回 磁気記録の記録再生原理とマクスウェルの方程式 (3) 第8回 磁気抵抗効果 第9回 磁気異方性 第10回 形状磁気異方性とガウスの法則 第11回 磁性の種類と磁気記録媒体 第12回 オーディオにおける磁気記録とサンプリングの定理 第13回 ビデオにおける磁気記録とアジマス記録 第14回 コンピュータにおける磁気記録とECC 第15回 ビデオの開発物語 |
事前・事後学修の内容 | 何回かレポートを課しますので,よく考えてレポートを書いてきてください. Webを探しても答えは見つからないような問題を出しますので,問題解決能力を身に付けてください. |
ナンバリングコード(試行) | EN-ELEC-5 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら