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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 情報理論 | |
じょうほうりろん | ||
Information Theory | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
自専攻の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 工学部教室 | |
担当教員 | 森 香津夫(工学研究科電気電子工学専攻) | |
MORI, Kazuo |
授業の概要 | 情報理論は,情報伝送の仕組みを確率モデルに基づいて統一的に表現したものであり,全ての通信システムの設計において普遍的な指針を与える理論体系である。 本講義では,まず情報の価値と情報量との関係を定量的に明らかにし,各種の情報量(自己情報量,相互情報量,エントロピー等)を学習する。更に,情報の符号化の基礎について学習する。 |
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学習の目的 | これまで定性的に捉えていた情報量を,定量的に理解することができ,また,情報伝送における情報の符号化についての基礎を理解し,その応用を考える力を身につけることを目的とする。 |
学習の到達目標 | ・各種の情報量について理解し,説明することができる. ・情報伝送における符号化の概念と実用例を理解し,説明することができる. ・学習・教育目標の中の情報技術の分野において、「基礎知識と専門知識」に関する能力を向上する。 ★学習・教育目標:「基礎・専門知識」、「自主的継続的学習能力」、「制約下での仕事」に関する能力を向上させる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 情報理論のエッセンス(平田,オーム社) |
参考書 | 情報理論 今井秀樹著(昭晃堂),情報理論の基礎 横尾英俊著(共立出版),マルチメディア時代の情報理論 小川英一著(コロナ社),図解情報理論入門 野村由司彦著(コロナ社) |
成績評価方法と基準 | 出席は必要条件であり,7割(11回)以上出席した者を単位授与の対象とする。 評価は,授業時間内に実施する演習または確認テスト(30点),期末試験(70点)の総計100点で行い,総計点数/10を四捨五入して最終成績とし,最終成績6以上を合格とする。 (※配点割合は暫定であり,変更の可能性大) |
オフィスアワー | 毎週水曜 18:00 - 19:00、場所:電気棟4階1418号室 事前に電子メール等で連絡してください. |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 確率・統計及び演習 |
発展科目 | 信号処理、情報通信工学,通信システムとネットワーク |
授業改善への工夫 | 毎回の説明スライドをMoodleで事前に配布する. 毎回の授業での練習と数単元毎の演習を実施して,受講者の授業内容の定着をはかる. |
その他 |
キーワード | 自己情報量,エントロピー,拡大情報源,相互情報量,条件付情報量,無記憶情報源,マルコフ情報源,シャノンの定理,情報源符号化,通信路符号化 |
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Key Word(s) | self information, entropy, extended source, mutual information, conditional information, memoryless source, marcov information source, Shannon's theory, source coding, channel coding |
学習内容 | 第1回:講義の進め方,情報理論とは? 第2回:情報量 第3回:平均情報量 第4回:情報源 第5回:演習(1) 第6,7回:情報源符号化 第8回:情報源符号化方式 第9回:通信路 第10回:演習(2) 第11回:通信路符号化 第12回:誤り検出訂正の原理 第13,14回:線形符号 第15回:演習(3) 第16回:期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 各回:学習内容に対応する教科書の記載内容を事前学習する(予習).授業後は対応する教科書の演習問題に解答する(復習). |
ナンバリングコード(試行) | EN-ECOM-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら