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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・全教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 選択科目:森林科学プロ指定科目 |
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授業科目名 | 無機化学 | |
むきかがく | ||
Inorganic Chemistry | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | 大講義室 | |
担当教員 | 水野隆文(生物資源学部資源循環学科) | |
Mizuno Takafumi |
授業の概要 | 無機化合物について理解するため、原子と分子に関する基礎的事項を解説した後、生物圏における主たる無機化学反応(酸塩基反応、酸化還元反応、錯形成反応)について、生物体内における化学反応等を例示しつつ説明する。 |
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学習の目的 | 原子と分子に関する基礎的事項、酸塩基、酸化還元、無機化合物および錯体についての基本的知識を得る |
学習の到達目標 | 無機化合物および主たる無機化学反応について基礎的知見を理解し、生物圏における化学反応に関する理解を深める。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特に指定しないが、授業の多くの部分を 鵜沼英郎 尾形健明 著 理工系基礎レクチャー 無機化学(化学同人/ISBN978-4-7598-1070-7) に基づき講義する。なお、購入しなくても授業が理解できるようプリント等を用意するが、本書を用いて予習・復習を行うことが望ましい。 |
参考書 | 鵜沼英郎 尾形健明 著 理工系基礎レクチャー 無機化学(化学同人/ISBN978-4-7598-1070-7) |
成績評価方法と基準 | 期末試験100%。期末試験の受験には授業の2/3以上の出席が必要。 |
オフィスアワー | 授業終了後教室にて適宜 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 植物栄養学、土壌学 土壌学における土壌pHや水田の還元による反応、植物栄養学の元素の変化などを理解する上で、無機化学の知識が必要であり、これらの授業を受講する学生は無機化学を受講していることが望ましい |
授業改善への工夫 | 適度な量の板書とプリント・パワーポイントによる図表等を用いて、わかりやすく説明すると同時に、ノート作成を通じて学生に適度な緊張をもたせる。また予習復習に必要なプリントも用意する予定である。 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください) 理科 |
キーワード | 無機化合物、無機化学反応、原子、酸塩基反応、酸化還元反応、錯体の化学 |
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Key Word(s) | inorganic compounds, inorganic chemical response, atom, acid-base, redox, complex |
学習内容 | 1)無機化学とは? 原子軌道 2)電子配置のルール、元素とイオンの電子配置、 3)基底状態と励起状態、電子の軌道と分析化学への応用①(原子吸光光度計) 4)電子の軌道と分析化学への応用②(ICP, X線解析、SPring-8などの放射光解析) 5)化学結合の種類、σ結合、π結合 6)等核二原子分子の結合、異核二原子分子の結合 7)酸素の反応性と分子軌道、活性酸素、混成軌道 8)3種類の酸・塩基の定義、HSAB理論 9)酸化還元①酸化・還元とは、酸化数 10)酸化還元②pHと酸化還元電位、標準酸化還元電位と自由エネルギー変化、ラティマーの電位図と不均化、土壌環境における酸化還元 11)錯体とは何か? 錯体の構成 12)キレート効果、錯体の名称の書き方、錯体の化学式の書き方、異性体① 13)異性体②、錯体の安定度、配位子置換反応 14)d軌道の分裂と錯体の物理的 15)生体の無機化学、有効数字と器具 16)試験 |
事前・事後学修の内容 | 事前に参考書の内容を良く読み、理解しておくこと。授業では指定参考書の第1〜5章、第14〜19章および補講ABにかけて講義を行う。なお、原子吸光光度計やICPによる金属濃度測定原理、混成軌道など、指定の参考書に無い内容については図書館などで各自予習すること。 なお、授業ごとに予習、復習用のプリントを配付する。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-AGCH-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら