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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 工学部物理工学科 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 電磁気学Ⅱ | |
でんじきがくに | ||
Electromagnetism Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 竹尾 隆(工学部物理工学科) | |
TAKEO, Takashi |
授業の概要 | 電磁気学Ⅰに引き続いて電気電子工学の諸分野の基礎となる電磁気学を学習する.電磁気学は電気回路とならんで電気系の最も基本的な科目である.電磁気学Ⅱでは主に電磁波について学習する.まず,電磁気学を学ぶために最低限必要なベクトル解析について復習したあと、電磁気に関する法則を微分方程式で表したマクスウェルの方程式や、電磁波伝搬に関する基本的な法則,導波路伝搬,電磁波放射に関して講義する. |
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学習の目的 | 学生は電波や光といった電磁波の伝搬に関する法則を理解し,これらの波がどのように空間あるいは導波路を伝搬してゆくのかを解析できるようにする. |
学習の到達目標 | 情報化社会の進展とともにますます重要となる電波や光を利用した技術の仕組みを学ぶことによって,それらを応用した技術の基礎を理解し、特性を解析できるようにする.具体的には、電磁波が異なる媒質境界でどのように振る舞うかを理解し、その結果、電磁波の伝搬を解析できるようになる.また、アンテナから放射される電磁波を定量的に解析できるようにする. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 教科書:光・電磁波工学(鹿子嶋憲一 著,コロナ社) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 出席,レポート,試験(中間,期末)の成績を総合して評価する. |
オフィスアワー | Eメールなどにより随時質問を受け付ける. |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 電磁気学Ⅰ |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 学生とのやりとりを増やして学生の理解度をよりきめ細かく把握することによって、授業の進行を工夫したい. |
その他 | 「感じる力」=40%,「考える力」=50%,「生きる力」=5%,「コミュニケーション力」=5% |
キーワード | マックスウェル方程式,電磁波,光,高周波技術、アンテナ |
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Key Word(s) | Maxwell equations, Electromagnetic wave, Lightwave, RF technology, antenna |
学習内容 | 第1回 ベクトル解析の基礎(その1) 第2回 ベクトル解析の基礎(その2) 第3回 マクスウェルの方程式 第4回 波動方程式 第5回 偏波 第6回 ポインティングベクトル,エネルギー 第7回 総合演習 第8回 境界条件 第9回 媒質境界での反射と透過-垂直入射- 第10回 媒質境界での反射と透過-斜め入射- 第11回 媒質境界での反射と透過-斜め入射- 第12回 導波路の基礎 第13回 電磁波放射 第14回 電磁波放射 第15回 問題演習 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 学生には毎回の授業において扱う箇所を伝えてあるので、該当箇所の事前学修を求める.また、学習内容をより確かなものとするための課題を与える. |
ナンバリングコード(試行) | EN-PHYS-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら