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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
高校免許(地理・歴史)の取得に必要な科目です
授業科目名 地理・歴史科教育法
ちり・れきしかきょういくほう
Methodology of Geography and History Education
単位数 4 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

通年

前期月5・6限 後期月7・8
前期と後期の開講時間が異なるので注意

開講時間
前期月5・6限 後期月7・8 前期と後期の開講時間が異なるので注意 どちらの分野でも合格することが必要である。
開講場所

担当教員 深草 正博(皇學館大学教育学部)

FUKAKUSA,Masahiro

学習の目的と方法

授業の概要 高等学校地理歴史科教育とはどのような目的で,どのような内容や方法があるのかるのかをつかむ。また,地理教育における現代世界の諸課題や歴史教育における文化と環境を取り上げる意義を理解する。
学習の目的 高等学校の地理歴史科教育ではどのような視点から授業を組み立てていけばよいのかをつかむ。
学習の到達目標 高等学校の地理歴史科教育のカリキュラムと単元構成をつかみ,授業構成の背景を説明することができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

地理教育における地球的課題や歴史教育における文化と環境の関係について感じ,考えてほしい。

授業の方法 講義

授業の特徴 グループ学習の要素を加えた授業 Moodle

教科書 高等学校学習指導要領解説地理歴史編 教育出版(購入)
参考書 社会認識教育学会編『地理歴史科教育』学術図書出版(参考)
『データブックオブザワールド』二宮書店(参考)
成績評価方法と基準 「参加態度(出席)」= 25%,「提出物」= 25%,「レポート」= 25%,「テスト」= 25%
地理と歴史を合算して総合的に評価する。
オフィスアワー
受講要件 受講は3年生以上に限定する。
予め履修が望ましい科目 社会科教育法Ⅰa orⅠb ・社会科教育法Ⅱa or Ⅱb
発展科目 高等学校地理歴史科専門科目
授業改善への工夫 毎年,一部の内容を変更していく。アンケートをとり,講義の内容について学生の意見から取り入れることが可能な部分を改善する。
その他 通年4単位となる。

授業計画

キーワード 地理歴史科,高等学校地理教育,高等学校歴史教育,現代世界の諸課題,文化と環境
Key Word(s) Department of geography and history, High school geography education, High school history education, The issues of the present world, Culture and environment
学習内容 地理(永田担当)後期
1.地理の評価問題
2.高校地理歴史科の創設の背景
3.高校地理教育の目標
4.高校地理教育の内容構成  
5.地誌の内容構成
6.地誌の指導計画
7.系統地理の内容構成
8.系統地理の指導計画
9.テーマ地理の内容構成
10. テーマ地理の指導計画
11. 現代世界の諸課題のレポート作成方法
12. 現代世界の諸課題のレポート作成
13. 地誌の評価問題
14. 系統地理・テーマ地理の評価問題
15. 現代世界の諸課題のレポート発表

歴史(深草担当)前期
1.高等学校地理歴史科歴史教育の目標と内容構成
2.これまでの世界史学習における問題点の考察
3.ヨーロッパ中心史観からの脱却としての「グローバルな見方」と文明の生態史観
4.ヨーロッパ中心史観とは-ヘーゲルとマルクス-  
5.ヨーロッパ中心史観からの脱却としての「対抗的な見方」
6.戦後歴史学と東独・ソ連崩壊後の新しい歴史学の動向
7.イスラム世界の捉え方-イスラムネットワーク-
8.イスラム世界の捉え方-宗教と文化-
9.インド世界の捉え方
10. 中国世界の捉え方 
11. 世界史の中で日本史を考える-古代から中世-
12. 世界史の中で日本史を考える-近世から現代-
13. 環境と歴史-世界史と気候-
14. 環境と歴史-日本史と気候-
15. 森林破壊と世界史
事前・事後学修の内容 基本的に講義中にやれなかったプリントの残りなどを次の時間までに行う。講義に関わるレポートを提出する。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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