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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 医学部看護学科 ・成人看護学 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 成人看護学Ⅲ | |
せいじんかんごがくさん | ||
Adult Nursing Ⅲ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4, 5, 6時限 |
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開講場所 | 看護学科第3講義室,成人看護学実習室,その他 | |
担当教員 | 坂口美和,辻川真弓,吉田和枝,竹内佐智恵,犬丸杏里(医学部看護学科)武田佳子,船尾浩貴(医学看護教育センター) | |
授業の概要 | この授業では、病気とともに生きる人と、生活をともにする家族の理解を深め、語りえない側面にも配慮したケアを考える。成人看護学Ⅰ、成人看護学Ⅱで学んだ同じ事例を用いて、登場人物が、「退院後、外来通院をしながら自宅で生活をし、その後、病状が進行して再入院をした」ところまでを、慢性の病いにおけるケアの視点、緩和ケアの視点から学びを深める。 |
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学習の目的 | |
学習の到達目標 | 1.病気とともに生きる人の身体で起こっていることを推測し、急性増悪の要因を理解し、予防するための看護が分かる。 2.病気とともに生きる人と生活をともにする家族を理解し、家族を支援する視点が分かる。 3.病気とともに生きる人と家族の理解を深めるために、「病みの軌跡」をたどり、その人が病気とどのように付き合ってきたのか、人生において何を大切にしているか、希望、ありたい姿、強みを見出し、その人・家族・医療者それぞれの「軌跡の予想」を捉える。 4.緩和ケアの視点について理解し、病状が進行して入院した人の看護目標や看護問題/課題を言語化する。 5.がん体験者の話を聞いたり、対話をしたり、カンファレンスをすることで、病気とともに生きる人や家族の理解を深め、ケアを考える。 6.成人Ⅲでの学びを踏まえ、退院時の教育内容と関わり方を再考することで、退院支援と継続看護の視点が分かる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | PBL Moodle |
教科書 | 小松浩子他編:成人看護学総論,医学書院(成人Ⅰで購入済) 鎌倉やよい他:周術期の臨床判断を磨く,医学書院(成人Ⅱで購入済) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 課題レポートとポートフォリオ、定期試験などを合わせて総合的に評価する。 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅱ |
発展科目 | 成人看護学実習Ⅰ,成人看護学実習Ⅱ |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 慢性疾患、慢性の病い(クロニックイルネス)、急性増悪、病みの軌跡、生活者、セルフマネジメント、行動変容、自己効力感、エンパワメント、緩和ケア |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 1.オリエンテーション、退院後、外来通院をしながら生活をする砂田さんと家族のストーリー 2.慢性疾患の特徴と看護 3.放射線治療を受ける人の看護 4~6.患者の身体面を捉える(急性増悪の要因と予防) 7.慢性の病気をもつ人の体験世界の理解 8.病みの軌跡 9.慢性の病気をもつ人と生活をともにする家族の理解と支援 10.病気が進行している人の家族の理解と支援 11~12.事例の病みの軌跡を辿り、希望、ありたい姿、強み、今後の軌跡の予想を見出す 13.セルフマネジメント支援 14.行動変容を促す支援(自己効力感・エンパワメント) 15.緩和ケア総論 16.緩和ケアの視点とケア 17~18.病気が進行して入院した時期の身体、心理、社会、スピリチュアル面を捉え、看護目標、看護問題/看護課題を見出す 19.テーマカンファレンスについて 20.当事者の経験に学ぶ 21~23.テーマカンファレンスを準備、実践、振り返りをする 24.退院支援と継続看護 |
事前・事後学修の内容 | この授業はポートフォーリオを作成する。授業には事前学習、事後学習のための課題がある。 |
ナンバリングコード(試行) | MD-NADU-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら