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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・臨床実習 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 6年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 病理診断学 | |
びょうりしんだんがく | ||
Pathologic diagnosis | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
スケジュール表による |
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開講時間 |
スケジュール表による |
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開講場所 | 病院病理部(入院棟3階)、臨床各科のカンファレンス室 | |
担当教員 | ○小塚 祐司(医学部)、湯浅 博登(医学部)、その他スタッフ全員 | |
○KOZUKA, Yuji, YUASA, Hiroto |
授業の概要 | ・内科・外科全領域の疾患を広く経験し、チーム医療の一員として各疾患の病態を解釈し、問題解決のための学習方法とプレゼンテーション能力を身につける。ガラス標本作製や診断に至る所見解釈、病理解剖への参加を通じて、病理診断における診療態度や技能の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間3あるいは4週間)である。 ・密接に連携している臨床検査医学を1週間選択することも可能である。実習合格をもって、臨床科目:病理診断学の単位を認定する。 |
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学習の目的 | 将来いずれの科に進んでも、病理診断を行うための基本的な検体処理や臨床情報記載ができ、患者、家族を中心とした最善の医療を提供し、医の倫理に基づいた医師としての基本的な診療能力を身につける。外科・内科全領域の生検、手術の実際に関して、チーム医療のー員として知識を獲得する。将来病理診断学を希望する場合、臨床各科のニーズに応じた所見記載やカンファレンスを実践できるよう、病理学総論・各論・実技を習得する。 |
学習の到達目標 | 医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の項目が学習到達目標となる。 A1〜9, B-1-3・4, B-3, 4, C-4, D-1〜14, E-1〜4, E-8, E-9, F-2-1〜9, G-2 病理部実習においては、臨床各科の基本的知識がないと、各科の要求に応えられない。事前予習を行い知識を確認することが求められる。臨床推論や検査データの解釈能力はCPC時に必要である。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 病理診断学の本は、病理部図書として随時閲覧可能。代表疾患の病理組織アトラスは日本病理学会のホームページ(http://pathology.or.jp/corepictures2010/index.html)の病理コア画像にも提示されており、解説もあるので参照できる。 |
参考書 | 病理診断学の本は、病理部図書として随時閲覧可能。代表疾患の病理組織アトラスは日本病理学会のホームページ(http://pathology.or.jp/corepictures2010/index.html)の病理コア画像にも提示されており、解説もあるので参照できる。 |
成績評価方法と基準 | 実習態度 |
オフィスアワー | 毎週月曜一金曜日、 09:00から17:00、附属病院3階病理部 小塚祐司 湯浅博登 不在時は病理部医師、事務補佐員を通じて連絡。 |
受講要件 | エレクティブが始まるまでの各科での臨床実習。 |
予め履修が望ましい科目 | 医学科1年から5年次までに履修、合格が求められている全科目。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 実習終了時に聴取した改善点や要望を参考にして改善を図っている。 |
その他 | 顕微鏡が苦手でも、病理に興味があれば、なんとかなります。 |
キーワード | 病理診断学、細胞診断学、コンパニオン診断、ゲノム医療、病理解剖、臨床病理検討会(CPC) |
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Key Word(s) | Pathology、Cytology、Genome、Companion diagnostics; CoDx/CDx)、Autopsy、clinico-pathological conference: CPC |
学習内容 | 診療参加型臨床実習: 月〜金までほぼ同様のスケジュール。 午前中は、前日に行われた外科手術によって摘出された臓器を肉眼観察後、病変をサンプリングし、ガラス標本になるまでの標本作製を体験する。消化器や皮膚、婦人科、胎盤、乳腺など興味がある臓器があれば、重点的に学習することも可能である。 ・ 午後は、主に顕微鏡観察を中心とした疾患の確定診断を行う。自分自身のサンプリングを元に作成されたガラス標本を実際に顕微鏡で観察し、電子カルテに組織所見・診断を記載、外科手術材料以外にも内視鏡や皮膚、腎などの外来から依頼された小さな生検標本もあり、簡単な症例や典型症例を選び、診断する。 ・ 病理解剖があるときには解剖の見学を行う(不定期)。希望すれば副執刀・介助も可能。後日、外科手術検体と同様に、臓器の切り出しを行い、死因・病因の解析を行う。過去の興味深い解剖症例の学習も可能。 ・ 担当症例は、毎日行われる部内カンファで提示する。参加者全員で検討を行い、その後解説がある。定期的あるいは随時臨床各科と行っているカンファ(腎臓内科、婦人科、整形外科、乳腺外科、肝胆膵外科など)、解剖症例検討会、Ai(Autopsy imaging)死亡画像カンファに参加し、自らの診断を元に医療が動く現場を体験する。 ・ 空き時間には、国家試験既出の疾患の肉眼画像、ガラス標本の勉強が可能。 ・ 病理に興味はあるが顕微鏡が苦手という学生には、モニター上でのバーチャルスライド(ホールスライドイメージング)システムで対応する。 |
事前・事後学修の内容 | 「ロビンス基礎病理学」や「ルービン病理学―臨床医学への基盤」などに目を通しておくと、病理診断学の総論知識が身につき、各疾患の病態を理解ししやすい。 |
ナンバリングコード(試行) |
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