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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・臨床実習 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 緩和医療学 | |
かんわいりょうがく | ||
Palliative Care Medicine | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
スケジュール表による |
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開講時間 |
月曜日 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限 ・実習科での業務スケジュールにより変更される場合がある。 ・スケジュール表による |
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開講場所 | 三重大学医学部附属病院 外来棟5階がんセンターカンファレンス室 外来棟3階3診察室 |
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担当教員 | 松原 貴子 | |
MATSUBARA, Takako |
授業の概要 | どれほど高度に医療が発達しても治癒・治療の限界は存在する。緩和医療は、患者の余命や治療の限界に関わらず、QOL(生命の質・生活の質)の向上・維持を目指すアプローチである。回診や多職種チーム医療への参加により、診療技術の提供といった医学の本質的姿勢に加え、身体的だけではなく、心理社会的、実存的な苦痛や苦悩などの全人的苦痛を理解し、苦痛緩和のための基本的態度・診療技術を学ぶ診療参加型臨床実習である。また、癒しとケアのための基本的なコミュニケーションや倫理的な問題への対応を理解するための演習や実習も行う。 |
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学習の目的 | 患者の苦痛を包括的に評価する。 心理社会的・スピリチュアルな問題への対処方法を知る。 症例を通して、死にゆく過程の倫理的問題を理解し、患者の自律尊重の重要性を学ぶ。 終末期の多種多様なニーズ・意向の把握やケアの提供に必要なコミュニケーションの必要性を知る。 患者の苦痛や不安に配慮したコミュニケーションのあり方を学ぶ。 患者が望む場所での療養に寄与できるような診療や地域連携の在り方を知る。 |
学習の到達目標 | 患者中心の視点全人的苦痛とそのケアの概念を説明できる。 苦痛の包括的評価を行うことができる。 適切なチーム医療に活かせるよう医師以外の専門職の職能を説明できる。 アドバンスケアプランニングの必要性を説明できる。 終末期医療における倫理的課題について説明できる。 コミュニケーションにより良好な患者・家族との人間関係を構築できる |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 実習 実技 |
授業の特徴 | PBL 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 系統緩和医療学講座 身体症状のマネジメント 2013/6/21 恒藤 暁 (著) いのちの終わりにどうかかわるか 2017/11/13 木澤義之 、山本 亮、 浜野 淳 (編) 医学書院 |
参考書 | トワイクロス先生の がん患者の症状マネジメント 第2版、医学書院 (2010/9/1) トワイクロス先生の緩和ケア処方薬 第2版: 薬効・薬理と薬の使い方、医学書院(2017/6/9) |
成績評価方法と基準 | |
オフィスアワー | 毎週月・水 16:00-17:00 火・木・金 9:00-17:00 附属病院外来棟5階がんセンター 松原貴子 不在時は、がんセンター事務補佐員を通じて連絡。 学生用PHSを活用すること |
受講要件 | 4年次に実施される、CATO(医療系大学間教養試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること |
予め履修が望ましい科目 | 医学科1年から4年次までに履修、合格が求められている全科目 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | ・実習中の担当教員との応答の中で、常に授業内容についてのフィードバックが行いながら実習を進める。 ・実習中の学生の意見・コメントや実習終了時のアンケートの結果を授業内容に反映させ、より内容の濃い実習となるよう努力します。 |
その他 |
キーワード | 緩和医療、緩和ケア、エンドオブライフケア、早期からの緩和ケア、症状緩和、全人的苦痛、全人的ケア、苦痛緩和、がん疼痛緩和、心理社会的ケア、スピリチュアルケア、クオリティオブライフ、包括的評価とマネジメント、真実を伝える、アドバンスケアプランニング、意思決定支援、臨床倫理、学際的多職種チーム医療、緩和ケアチーム、コンサルテーション、緩和ケア病棟、在宅緩和ケア |
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Key Word(s) | Palliative Care、Palliative Care Medicine、End-of-life Care、Early Palliative care、Sympton manegement、Care for Suffering、Total pain、Total care、Cancer Pain Relief、Psychosocial Care、Spiritual Care、Quality of life、Bad News Breaking、Advance Care Planning、Clinical Ethics、Multidiciplinary Team Management、Palliative Care Team、Consultsation、Palliative Care Unit、Palliative Home Care |
学習内容 | 診療参加型診療実習 ・緩和ケア外来実習 各週火曜・木曜午前 ・講義 各週火曜・木曜午後 患者の苦痛の包括的評価、全人的苦痛とのそのケア、症候学的アプローチによる身体症状緩和の基本、心理社会的ケア、スピリチュアルケア、終末期の意思決定支援と臨床倫理 ・緩和ケア多職種カンファレンス 毎週月曜日午後 症例のプレゼンテーション、症例検討 ・コミュニケーション演習 金曜日午後 ・その他 各病棟での多職種カンファレンス(随時) 退院調整カンファレンス(随時) 在宅ケア導入のためのカンファレンス(随時) 骨転移カンファレンス(月1回 第3月曜日19:00~) Tumor Board(月1回 第2水曜日18:00~) |
事前・事後学修の内容 | 教科書としてあげた「いのちの終わりにどうかかわるか 2017/11/13 木澤義之 、山本 亮、 浜野 淳 (編) 医学書院」を通読し、医療の限界・命の終わりについて、その時期に取るべき医療者の態度・姿勢について思索を深めておくこと |
ナンバリングコード(試行) | MDCMED3 |
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