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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 |
医学部医学科 ・臨床実習 基本的臨床技能教育(診療参加型臨床実習のための準備教育) |
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受講対象学生 |
学部(学士課程) : 4年次 医学部医学科 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 基本的臨床技能教育 | |
きほんてきりんしょうぎのうきょういく | ||
Basic clinical skills education | ||
単位数 | 1 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
医学部医学科4年生対象 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
スケジュール表による |
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開講時間 |
第4学年4~12月までのスケジュール表に記載の時限(別途配布) |
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開講場所 | 先端医科学研究棟3F多目的講義室 | |
担当教員 | 各担当診療科教員(責任者:村田 智博) | |
Faculty in charge of each department |
授業の概要 | 第4学年の医学科学生が1月より行う診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)の準備教育として以下の項目を実施する。 1.医療面接、身体診察(頭頸部、胸部、腹部、神経、胸部異常編、神経異常編、バイタルサイン測定、四肢と脊柱)、カルテ記載、プレゼンテーション、画像診断、医療面接まとめ、身体診察まとめ 2. 専門技能教育(専門領域のシミュレータ教育、特殊器具を用いた教育) 3. 自習支援(open lab)(シミュレータ、特殊医療器具を用いた診療手技の自習支援) |
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学習の目的 | 診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)の準備教育として、従来の講義やチュートリアル教育により得られた「知識」に加え、臨床医に求められる「態度」と「技能」を習得する。 |
学習の到達目標 | 現在、学生が医療チームの一員として診療に参加する形の診療参加型実習 Clinical Clerkship が主体となっており、そのために医師としてとるべき対応や姿勢など基本的臨床技能習得のための訓練を行い、知識の習得など認知領域だけでなく、将来、医師として患者に接する能力すなわち、医療面接(インタビュー)や身体診察などの基本的な臨床技能の修得を目標とする。 上記の評価として、第4学年の12月に共用試験実施評価機構により実施される一般診療に関する基本的臨床能力の評価を行う「客観的臨床能力試験 Objective Structured Clinical Examination OSCE(オスキー)」の合格を診療参加型臨床実習への参加要件とするとともに、クリニカルクラークシップで真の診療参加を実現するための「態度」と「技能」の修得を目標とする。 ※医学教育モデル・コア・カリキュラム中の、F-1-1) ~ F-1-37), F-2-1) ~ F-2-16),F-3-1) ~ F-3-6)の項目の修得を目指す。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 1. 共用試験実施評価機構からの実習書(診療参加型臨床実習に参加する学生に必要とされる技能と態度に関する学習・評価項目) 2. 三重大学版・基本的臨床技能教育実習書(医療面接・身体診察・カルテ記載・プレゼンテーション・専門技能) 3. 共用試験実施評価機構からの教育・学習用DVD(ホームページ(学内限定)に掲載) |
参考書 | 臨床技能教育にかかる市販教科書(各自購入し、参考としてください) |
成績評価方法と基準 | 全国のすべての医学部が参加する共用試験OSCE医療面接、頭頸部診察、胸部診察、腹部診察、神経診察、バイタルサイン測定、救急、基本的臨床手技、四肢と脊柱および筆記試験の合格 ※共用試験OSCE不合格者は、診療参加型臨床実習に参加できず進級できない。 |
オフィスアワー | 時間帯:随時 場所、連絡方法 : med-gakumu@mo.medic.mie-u.ac.jp(059-231-5283(6345))を通じて連絡し、アポイントを取ることとする。 |
受講要件 | 基礎医学・社会医学系科目に合格し、チュートリアル教育に進級していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 医学科1年から4年時までに履修、合格が求められている全科目。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 本学で作成し使用している基本的臨床技能教育実習書(医療面接・身体診察・カルテ記載・プレゼンテーション・専門技能)について、共用試験実施評価機構「診療参加型臨床実習に参加する学生に必要とされる技能と態度に関する学習・評価項目」に基づき、必要に応じ見直しを行っている。 |
その他 |
・全実習出席をOSCE受験の受験資格とする。(理由なき欠席、遅刻、早退を認めない) ・病気等によるやむを得ない欠席の場合は、必ず学務課に連絡し、欠席届と診断書等の必要書類を学務課に提出する。但し、再実習は行われないこともある。 ・実習中の身だしなみ、態度、マナー、積極的参加について観察記録をとり、不良者には委員会より注意喚起を促す。マニキュア、長い爪・付け爪、金髪、ピアス、イヤリング、ジーンズ、華美な装飾品、不潔な服装・靴、ハイヒール、ブーツ、サンダルは厳禁とする。 ・安全管理に留意する。(爪、手指の清潔、採血・小外科実習時の指導者の指示の遵守) ・学生保険への加入を確認する。 |
キーワード | 1.医療面接、身体診察、カルテ記載、プレゼンテーション、画像診断、専門技能教育(専門領域のシミュレータ教育、特殊器具を用いた教育) |
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Key Word(s) | Medical interview、Physical examination、Chart description、presentation、Diagnostic imaging、Professional skill training(Simulator education in specialized fields、Education using special equipment) |
学習内容 | 基本的臨床技能教育(実習、実技) 第4学年4~12月まで以下の項目について、実習を行う。 ・医療面接:4回 ・身体診察:16回(頭頸部、胸部、腹部、神経、胸部異常編、神経異常編、バイタルサイン測定、四肢と脊柱) ・画像診断:2回 ※身体診察、画像診断については、1グループ65人前後で2グループ(前半/後半)で実施する。 ・専門技能:11回(直腸指診▪前立腺指診・小児診察▪婦人科内診、耳鏡・眼底鏡・採血▪心電図測定、小外科(手洗い・ガウンテクニック・消毒・縫合)、救急蘇生、乳房診察) ・open lab(診療手技の自習支援):6回 ※専門技能、open labについては、1グループ26人前後 5グループ(A~E)で実施する。 ・カルテ記載:3回 ・プレゼンテーション:2回 ・医療面接まとめ:1回 ・身体診察まとめ:1回 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習:医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(F 診療の基本)について事前に参照し、理解の不足しているところについては、参考書などで学習してくこと。 事後学習:実習で学んだ項目のうち理解が不十分の項目や、実習で学べなかった項目について、参考書などを基に知識を整理する。 |
ナンバリングコード(試行) |
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