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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・臨床実習 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | リウマチ膠原病内科学 | |
りうまちこうげんびょうないかがく | ||
Rheumatology | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
スケジュール表による クリニカルクラークシップ概要に記載される選択内科のうちの2日をあて、年間スケジュール表に記載する。 |
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開講時間 |
水曜日、木曜日 |
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開講場所 | 三重大学医学部附属病院10階病棟、カンファレンス室 | |
担当教員 | 中島亜矢子 | |
Ayako Nakajima |
授業の概要 | ・多臓器疾患であり、皮膚病変、関節病変等を有し、自己免疫性疾患であるリウマチ膠原病性疾患を学習する。 ・リウマチ膠原病性疾患の多彩な臨床病態を理解し、診療に必要な姿勢や技能の習得を目的とする。 ・今回新たに開始されたリウマチ膠原病内科を学ぶ病棟実習期間は2日間と短いが、実際に患者に接することにより、患者の心理を理解しようとする心を養う。 ・全身性疾患や合併症を有する患者の特殊病態や治療法を理解し、ステロイド・免疫抑制薬を使用する患者に対する対応法を広く知ることは、その患者が他診療科領域の治療を受ける上で非常に重要である。 |
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学習の目的 | 呼吸器・循環器・腎臓・血液・神経・消化器など広範囲に内臓病変を罹患する多臓器病変で、皮膚病変、関節病変等を有し、自己免疫性疾患であるリウマチ膠原病性疾患を診療するリウマチ膠原病科医は、generalistでありかつspecialtistでなくてはならない。患者を全人的にとらえ、診療することをイメージできるように心がける。 |
学習の到達目標 | ・医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の横目が学習到達目標となる。A-1~9、B-2-2~4、C-3-2)、C-3-3、C-4-1)~5)、D-1~8、E-1,2,4、F-1-1)~37)、F-2-1)~16)、F-3、G--1~2。 ・リウマチ性疾患/膠原病における問診から効果的に病歴、患者情報を的確に把握し、臨床的・社会的問題を明らかに示せる。A-4、C-5-7)、 ・リウマチ性疾患/膠原病診療に必要な身体診察と基本的臨床手技を安全に配慮して適切に実施できる。また、それらの所見を示し、問題点を挙げることができる。A-2、A-6、F-3、G-2-1)~4)、G-2-10)~29)、 ・主なリウマチ性疾患/膠原病の主な症候(関節痛・こわばり・発熱・倦怠感・皮疹など)の病態を理解し説明できる。D-1-4)、D-3-4)-(3)(6)(7)、D-4-1)~4)、D-6-4-(5)、D-8-4)-(6)、 ・X線、心電図、関節超音波検査、CT、MRI、関節穿刺、6分間歩行、電気整理などの検査に実際に参加し、その概略と臨床的意義を理解できる。 ・主なリウマチ性疾患/膠原病の病態を理解し、科学的根拠に基づいた治療法を医療者側のみならず、患者とその家族にも説明できる。また、予測される治療による副作用予防についても対応法を説明できる。C-3-2)、C-5-7)、E-2-1)~4)、E-4-1)~3)、 ・チーム医療が重要であることを理解する。A-5 ・入院中および通院中の患者・家族教育の重要性を理解する。A-4 ・患者に必要な社会的サービス医療助成制度を理解し説明できる。その取得に必要な文書の作成について説明できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | ① 膠原病・リウマチ診療 Evidence Based Medicineを生かす 膠原病・リウマチ診療 第3版 東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター編 メジカルビュー社 ② リウマチ病学テキスト 改訂第2版 日本リウマチ財団教育研修委員会・日本リウマチ学会生涯教育委員会編集 診断と治療社 |
参考書 | ① リウマチ病診療ビジュアルテキスト 第2版 上野征夫著 医学書院 ② 膠原病診療ノート 症例の分析 文献の考察 実践への手引き 第3版 三森明夫著 日本医事新報社 |
成績評価方法と基準 | 実習参加40%、総括での自身の発表10%、総括での討論参加20%、 総括テスト30% (合計60%以上で合格) |
オフィスアワー | 時間帯:毎週火曜日午後、水曜日終日、金曜日終日 場所:リウマチ膠原病センター教授室 医員室 連絡方法:医局(059-231-5729、内線6051)を通じて連絡 |
受講要件 | 4年時に実施されるCATO(医療系大学間強要試験実施評価機構)によるCBT(Computed based test)及びOSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 医学科1年から4年時までに履修、合格が求められている全科目。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 実習終了時のアンケートを担当教員へフィードバックすることで、 授業の改善を図っている |
その他 |
キーワード | リウマチ性疾患 膠原病 全身性エリテマトーデス 関節リウマチ 多発筋炎・皮膚筋炎 強皮症 血管炎 間質性肺炎 肺高血圧 自己免疫疾患 抗好中球細胞質抗体 抗核抗体 免疫抑制薬 ステロイド 生物学的製剤 |
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Key Word(s) | rheumatic diseases, connectie tissue diseasesa, systemic lupus erythematosus, rheumatoid arthritis, polmyositits/dermatomyositis, scleroderma, angiitis, interstitial pneumonitis, pulmonary hypertension, autoimmune diseases, antinuclear antobody, antineutropil ctoplasmic antibody, immunosupprssants, steroids, biologics |
学習内容 | 病棟実習・外来実習 選択内科の第2週 水曜日(1日目) 9:30~ 10階カンファレンス室集合。入院症例のカンファレンス。症例プレゼンテーション、検討会。病棟回診。 10:30~ ミニレクチャー①:リウマチ性疾患のみかた 13:00~ 病棟担当患者の問診・診察・アセスメントなど 15:00~ 外来実習準備 16:00~ 夕方スモールカンファ 木曜日(2日目) 9:00~ 新患入院患者病棟実習、もしくは外来実習 14:00~ ミニレクチャー②③:膠原病の臨床所見の取り方、関節エコー、膠原病の腎臓病変など 16:00~ 総括・試問 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習:医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(リウマチ膠原病内科)について事前に参照し、理解の不足しているところについては、参考書などで学習してくこと。 事後学習:実習で学んだ項目のうち理解が不十分の項目や、実習で学べなかった項目について、参考資料などを基に知識を整理する。特に、実習で経験した症例の疾患アウトカムや問題については、より確実にするよう努める。 |
ナンバリングコード(試行) |
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