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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 現代社会理解実践 | |
げんだいしゃかいりかいじっせん | ||
Understanding Modern Society Practicum | ||
授業テーマ | 次世代産業実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期集中 8/11(土)、9/5(水)〜7(金)、9/15(土) |
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開講時間 |
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開講場所 | 三重県立鈴鹿青少年センター(創作室、研修室、総合研修館)、等 | |
担当教員 | 冨樫健二(教養教育機構) | |
TOGASHI, Kenji |
授業の概要 | 三重のバイタル産業に急成長する可能性を持つ、「次世代産業(2017年度:航空宇宙産業)」をテーマとして、課題発見と解決方法に関して、第一線で活躍するスペシャリストと共に、グループワーク、ディスカッション、実証実験を通して、自己研鑽を積む。 社会と向き合う上での基礎的な力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力)の素地を身につける。 |
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学習の目的 | 日本の航空宇宙産業は戦後、防衛需要を中心に細々と継続・発展してきたが、1980年代より、大型旅客機の国際共同開発パートナーの一員として技術の蓄積を進めてきた。最近では、米ボーイング社の新鋭機であるB787の35%の部品を担うパートナーとして世界的に存在を高めたほか、国内初のジェット旅客機の開発にも着手するなど、先端産業としての発展可能性が注目されるに至っている。 本科目では、学生諸君が日本の航空宇宙産業の約50%を占める中部圏に居るのだ、という認識に立ち、「地場産業」として航空宇宙産業に対する理解を深めてもらい、将来第一線で活躍できる人材の発掘を目指す。 |
学習の到達目標 | 三重県における社会的事象(次世代産業、ものづくり産業、等)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目の特徴は合宿型(2泊3日)であり、3〜5人のグループワークを通して地域課題(「次世代産業」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元する素養を修得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | |
参考書 | ボーイング社HP、三菱重工(株)HP、他 |
成績評価方法と基準 | 授業や現地合宿への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30% |
オフィスアワー | 事前に連絡をする事。 |
受講要件 | 「フィールドでの学習には危険が伴う場合もあるので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること」 |
予め履修が望ましい科目 | スタートアップセミナー、日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化) |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | ・授業内容(インターンシップ、等)や評価方法(ルーブリック)を検討する。 ・授業改善アンケートを実施。次年度へ向けたFDを実施。 |
その他 |
・受講人数制限:20名 ・履修確定前に事前面談を教員と実施する。 ・費用負担が1万円程度想定される。 |
キーワード | 学外研修、討論、口頭発表 |
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Key Word(s) | Oral study camp, oral discussion, oral presentation |
学習内容 | 事前学習《8/11(土):(グループワーク)@三重大学総合研究棟Ⅱ-1階-第五会議室集合》 ・ 13:00〜13:10:全体説明 ・ 13:10〜13:15:教職員紹介 ・ 13:15〜13:45:グループワーク ⇒航空宇宙産業を取り巻く情勢についての解説その上で、三重における航空宇宙産業の今後に関して議論を深める。 ・ 15:45〜16:00:連絡事項(諸注意、集金方法、等) ※三重創生ファンタジスタルーブリックに紐づく、レポート課題をWeb上で実施。 現地学習(2泊3日) 《1日目:9/5(水)(座学+グループワーク)》 ・ 9:00:津駅(東口)集合 ・ 9:15:移動【マイクロバス】 ・ 10:00:白子駅ピックアップ ・ 10:30:三重県立鈴鹿青少年センター到着(同場所にて宿泊予定) ・ 11:00〜12:00:講義1「飛行機の歴史・ロケットの歴史」@創作室or研修室 ・ 12:00〜13:00:昼食 ・ 13:00〜15:30:講義2「産業としての航空・宇宙」「航空機の構造と航空力学」「航空エンジンの構造」@創作室or研修室 ・ 15:30〜17:30:講演「日本のロケット開発を支えた現場からのメッセージ」(小林実氏(元三菱重工業宇宙機器部長、名古屋大学特任教授))@創作室or研修室 ・ 18:00〜19:00:夕食 ・ 19:00〜21:00:〔実験①〕ペーパープレーンを各自設計製造する。@創作室or研修室 ※グループワーク(3人1組)でピア効果を醸成する。 《2日目:9/6(木)(グループワーク+発表)》 ・ 9:00〜12:00:〔実験②〕飛行試験とデータ収集@創作室+総合研修館 ・ 12:00〜13:00:昼食 ・ 13:00〜15:00:〔実験③〕飛行試験とデータ収集@創作室+総合研修館 ・ 15:00〜17:00:〔実験④〕実験結果報告会(全グループ)@総合研修館 ・ 17:30〜18:00:実験結果についての総括@創作室 ・ 18:00〜19:00:夕食 ・ 19:00〜20:30:〔まとめ〕日本の航空宇宙産業の発展可能性@創作室or研修室 《3日目:9/7(金)(見学)》 ・ 8:30〜:移動【マイクロバス】 ・ 10:00〜12:00:事例見学1(大起産業(木曽岬町))※概要説明、見学、質疑応答 ・ 12:00〜13:00:昼食(長島SA) ・ 13:30〜16:00: 事例見学2(三菱重工(株)名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場)※概要説明、見学、質疑応答 ・ 16:00:移動【マイクロバス】 ・ 16:00〜17:00:バス車中にて振り返りとまとめ ・ 17:00:四日市駅 解散 ・ 18:00:白子駅 解散 ・ 19:00:津駅 解散 事後学習 《9/15(土):(グループワーク)@三重大学総合研究棟Ⅱ-1階-第五会議室集合》 ・ 13:00〜16:00:授業の振り返りワークショップ、プレゼンテーション ※「本授業の履修を通して得られたもの」という視点より、Web上でレポート課題を提出。 |
事前・事後学修の内容 | 予習:《事前学習(座学、自主調査学習(文献、Web))》 事前レポートを提出。 復習:レポート《事後学習》 「本授業の履修を通して得られたもの」というテーマで、事後レポートを提出。 |
ナンバリングコード(試行) | LIMOSS1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら