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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 三重学 | |
みえがく | ||
Mie Studies | ||
授業テーマ | 食と観光実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期集中 5/12(土)13:00〜17:00、6/16(土)13:00〜17:00、9/2(日)〜4(火)、9/8(土) |
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開講時間 |
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開講場所 | 大川学園5階講義室、三重県総合博物館(レクチャールーム、他)、皇學館大学会議室、他(フィールドワーク先:伊勢志摩) | |
担当教員 | 冨樫 健二(教養教育機構) | |
TOGASHI, Kenji |
授業の概要 | ・三重の地域をフィールド(2018年度:伊勢志摩)として、「食と観光」の切り口より、課題発見と解決方法に関して、第一線で活躍するスペシャリストと共に、グループワーク、ディスカッションを通して、自己研鑽を積む。 ・社会と向き合う上での基礎的な力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力)の素地を身につける。 |
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学習の目的 | 観光産業は三重県にとって基幹産業の一つであり、ほぼ毎年入込者数は増加を続けている。(http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000639462.pdf)加えて、国を上げた施策により、インバウンド観光客数も増加の一途をたどっている。しかしながら一方で、県内高等教育機関に目を向けると、観光産業や関連産業について体系的に学習する機会は少ない。その理由としては、県内の観光産業の多くが中小零細のため発信力にかけ、高等教育機関への働きかけや中長期的な人材の確保・育成などが十分に行えていないのではないかと想定される。 学生たちの中には、地域の一次産業や自然環境、歴史風土文化を学び、将来のキャリアデザインを構築する際に、観光産業に活路を見出す者もいるはずであり、将来的に地域へ貢献する可能性を大いに秘めている。 そこで、県内の一大観光エリアである伊勢志摩をフィールドとし、「食と観光」の素材と魅力発信について見聞を広め、そこに参画することを想定して「何が出来るか」「どのようなスキルが必要か」「どのような連携が必要か」について、課題解決型授業を通じて修得する。 |
学習の到達目標 | 三重県における社会的事象(ポストサミット、レガシーの活用、少子高齢化、人口減少、等)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目の特徴は合宿型(2泊3日)であり、3〜5人のグループワークを通して地域課題(「食と観光」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元する素養を修得する。 地域活性化に観光分野や食文化より真摯に向き合う人々の活動とまちづくりの専門的知見を統合し、学生自身、自分達は何ができるのか議論を重ね、答えを出す力を得ることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | |
参考書 | 大川吉崇 著『三重県の食生活と食文化』調理栄養教育公社、2008年 西村幸夫 編著『観光まちづくり―まち自慢からはじまる地域マネジメント』学芸出版社、2009年 江口信清、藤巻正己 編著『観光研究レファレンスデータベース●日本編』ナカニシヤ出版、2011年 俵慎一『B級ご当地グルメでまちおこし: 成功と失敗の法則』学芸出版社、2011年 なごやめし普及促進協議会「なごやめし」インターネットサイト URL http://nagoya-meshi.jp/ 三重県博物館『南北の共存 東西の交流 三重県総合博物館展示案内』、2016年 |
成績評価方法と基準 | 事前学習や現地合宿への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30% |
オフィスアワー | 事前に連絡をする事。 |
受講要件 | 「フィールドでの学習には危険が伴う場合もあるので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること」 |
予め履修が望ましい科目 | スタートアップセミナー、日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化) |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | ・授業内容(インターンシップ、等)や評価方法(ルーブリック)を検討する。 ・授業改善アンケートを実施。次年度へ向けたFDを実施。 |
その他 |
・受講人数制限:20名 ・履修確定前に事前面談を教員と実施する。 ・費用負担が2万円程度想定される。 |
キーワード | 学外研修、討論、口頭発表 |
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Key Word(s) | Oral study camp, oral discussion, oral presentation |
学習内容 | 事前学習(座学)@大川学園5階講義室 【1回目(5/12(土))13:00〜17:00】@大川学園5階講義室 ・ オリエンテーション、本プログラムのねらい ・ 伊勢志摩の食文化と風土(大川吉崇氏(みえの食文化研究会会長・大川学園)(2h)) ・ 仮テーマ:ご当地グルメを活用した町おこしとは? ※WS 【2回目(6/16(土)) 13:00〜17:00】@三重県総合博物館(レクチャールーム、等) ・ 伊勢志摩の生活と食文化を含めた博物館見学(太田光俊氏(三重県総合博物館 MieMu学芸員)(1h)) ・ 伊勢志摩の食と歴史(太田光俊氏(三重県総合博物館 MieMu学芸員)(1h)) ・ 仮テーマ:伊勢志摩の「食と観光」をプロデュースするとしたら? ※WS 現地学習(2泊3日)《1日目:(9/2(日))》(担当:永野) ・ 9:00:津駅(東口)集合 ・ 9:15:出発 ※移動【マイクロバス】 ・ 11:00:宇治山田駅ピックアップ ・ 11:00:行程説明 ・ 12:30〜14:00:海女小屋(鳥羽・相差 はちまんかまど)にてランチヒアリング ・ 15:00〜17:00:海の博物館にて海女と食文化に関するレクチャー(石原義剛館長(2h)) ・ 18:00:宿(未定)到着、夕食後にグループワーク 《2日目:(9/3(月))》(担当:永野) ・ 6:30〜:早朝参拝 1時間40分程度 ・ 8:30〜12:30:伊勢の食と街並(橋川史宏氏(伊勢福)(2h)、髙橋徹氏(建築家)(2h)) ・ 12:30〜13:30:昼食 ・ 13:30〜18:00:グループ毎にヒアリング(候補:内宮の観光客、市町の観光協会、等) ※ 伝統料理(伊勢うどん、てこね寿司、他)、伝統菓子(赤福、へんば餅、他)について。 ※ 二軒茶屋餅と地ビール(角屋)、角屋関連で「伊勢うどん」とホイアンのカルラウ。 ・ 19:00:宿(未定)到着、夕食後にグループワーク 《3日目:(9/4(火))》(担当:永野) ・ 9:00〜12:00:グループワーク@皇學館大学 ・ 12:00〜13:00:昼食 ・ 13:00〜15:00:発表会「伊勢志摩の「食と観光」」に関する現状と課題」@皇學館大学 ※テーマ:マネジメント系、伝統の食文化系、新しい食文化系、インバウンド系、他 ・ 15:30:まとめ「伊勢における食と観光の可能性」 ・ 16:00:皇學館大学佐川記念神道博物館見学 ・ 17:00:出発 ※移動【マイクロバス】 ・ 18:00:宇治山田駅 解散 ・ 19:00:津駅 解散 事後学習 《9/8(土):(グループワーク)@三重大学総合研究棟Ⅱ-1階-第五会議室集合》 ・ 13:00〜16:00:授業の振り返りワークショップ、プレゼンテーション ※「本授業の履修を通して得られたもの」という視点より、Web上でレポート課題を提出。 |
事前・事後学修の内容 | 予習:《自主調査学習(文献、Web))》 各自、レポートを提出する。 復習:レポート《事後学習》 「本授業の履修を通して得られたもの」というテーマで、事後レポートを提出。 |
ナンバリングコード(試行) | LIMIES1 |
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