シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2018 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・家政 | |
科目名 | 家庭経営学(家族関係学及び家庭経済学を含む。) | |
かていけいえいがく(かぞくかんけいがくおよびかていけいざいがくをふくむ。) | ||
Home Management | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 ~69 期生 |
|
卒業要件の種別 | 必修 AⅡ類(家政教育コース)は必修 AⅠ類(同コース)は選択必修 |
|
授業科目名 | 家庭経済論 | |
かていけいざいろん | ||
Family and Consumer Economics | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 山口 厚子(非常勤講師) | |
YAMAGUCHI, Atsuko |
授業の概要 | 家庭科における「経済」分野を指導するために必要な基礎知識について講義する。 |
---|---|
学習の目的 | 消費者を取り巻く生活環境は急速に変化し続けている。そのような中、家庭科は、消費行動の主体者としての個人がよりよい生活や社会を創造するためにどのような意思決定をすればよいのか考え、学ぶことのできる教科の1つとして期待され、近年、「経済」分野の内容が従来よりも充実しつつあることは否めない。本講義では、家庭科における「経済」分野を指導するための必要な基礎知識として、家庭の経済や消費生活についての基礎概念を学び、現代的課題を理解するとともに、それらの課題を解決・予防するためにどうすればよいか、自分たちにできることや教育の可能性などについて考え、学ぶ。 |
学習の到達目標 | 家庭の経済や消費生活についての基礎概念の知識を得る。必要な統計資料や図表の所在を明確にしたり、解釈できるようになる。それによって、現代日本における経済や消費生活の諸課題について理解し、説明することができるようになる。経済の視点から、今、どのような時代を生きているのか考察する力をつける。持続可能な社会の実現のために、どのような消費者が求められているのか考えることができる。よりよい生活を営むためにどのような消費者が求められているのか考えることができる。家庭科の「経済」分野においてどのような力を育成するか考えることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 重川純子『新訂 生活経済学』、放送大学教育振興会、2016年。 |
参考書 | 授業のなかで、随時紹介します。 |
成績評価方法と基準 | レポート課題(40%)、口頭発表(40%)、その他提出物(20%)、計100%(合計60%以上が合格) |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 消費、経済、消費者、意思決定、家計管理、生活設計、持続可能な発展、家庭科教育 |
---|---|
Key Word(s) | consumption, economy, consumer, decision making, family income and expenditure, life planning, sustinable development, home economics education |
学習内容 | 第1回 コースの説明:家庭経済論で何を学ぶのか、家庭科における指導内容の変化 第2回 わたしたちの生活と経済(生活、経済、生活行動を捉える視点について) 第3回 消費行動と意思決定(消費行動、消費者とは) 第4回 〃 (意思決定、消費者の意思決定とは) 第5回 家庭の経済生活(家庭経済のしくみ、家事労働について) 第6回 〃 (家計の構造と変化、経済社会の変化と家計) 第7回 〃 (家計管理と生活設計) 第8回 消費者の権利と責任(大量生産・消費社会の誕生と生活の変化) 第9回 〃 (消費者問題の変化、消費者の権利と責任の重要性) 第10回 〃 (消費者教育、生活経済の教育の必要性) 第11回 消費行動と資源・環境 第12回 家庭経済からみえる現代的課題(格差、貧困) 第13回 〃 (家族の変化との関連で)【口頭発表】 第14回 〃 (これからの社会の変化との関連で)【口頭発表】 第15回 授業のまとめ:経済の視点から家庭科で育成する力とは? |
事前・事後学修の内容 | ・各自前回授業の復習をした上で授業にのぞむこと。 ・授業後には、関連ある新聞記事やニュースをチェックすることで、復習につなげてください。 ・途中、授業内容をふまえたレポート課題や口頭発表課題を出します。主体的に取り組むことで、予習と復習につなげてください。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-HMGT-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら